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CD購入:陰陽座『鬼哭転生』 [音楽 -邦楽-]

CD買ったので感想の会。
今回は、邦楽ハードロック。
1999年結成の5人編成のバンド 陰陽座(おんみょうざ)
ヴィジュアル系ではなく、妖怪系ヘヴィメタルバンド となるバンド。
黒猫(くろねこ):女性ヴォーカル
瞬火(またたび):ベース・ヴォーカル
招鬼(まねき):ギター
狩姦(かるかん):ギター

の4名がクレジットされており、その後加入することとなるドラムスの名は無く、サポートの人の名前がある。
入手したのは、1999年発売のデビューアルバム『鬼哭転生(きこくてんしょう)』
インディーズ期のアルバム。
陰陽座『鬼哭転生』.jpg(MOCR-0001)

「妖しく、怪しい。戦慄の妖怪ハードロック絵巻。異形のバンド「陰陽座」鮮烈なるアルバム第壱弾」
と帯のキャッチコピー

歌詞は、純和風で、英語もカタカナもなし。
漆黒の髪で着物の和装と、日本にこだわっている。

男女のツインボーカルに、ツインギター。
ギターは両方ともリードギターかな。。
JUDAS PRIEST、IRON MAIDEN 的な湿っぽい英国風の正統派ハードロック。

野太い男性ボーカルと、伸びやかな黒猫さんの女性ボーカルが絡んでくるもの。
ザクザクと疾走するギターリフと、哀愁のメロディー。
音はメタルであるが、どこかプログレっぽい曲展開を含んだもの。

1曲目「降臨」は、不気味なインスト。ゲーム魔界村のオープニングみたい。
2曲目「眩暈坂」は、ドロドロしたミディアムテンポ曲。中盤の黒猫さんの語りが不気味
3曲目「鬼」は、男女の歌声がバトルする重くダークなメタル曲。
4曲目「逢魔刻」は、ミディアムテンポのドロリとしたメロディアス曲。
5曲目「文車に燃ゆ恋文」は、スピーディーな演歌チックの曲。
6曲目「氷の楔」は、哀愁のバラード。メロディーが美しいね。
7曲目「鬼斬忍法帖」は、展開豊かな、疾走曲で気持ちエエ
8曲目「百の鬼が夜を行く」は、ドラマチックでキャッチーなメタル曲
9曲目「陰陽師」は、和風テイストからの疾走チューン。哀愁メロと、ザクザク豪快な演奏に盛り上がる。
10曲目「亥の子唄」は、民謡+スラッシュメタルという不思議な世界観。パーティーロック的。

と、あっという間の10曲。

野太い男性ヴォーカルと、伸びやかな女性ヴォーカルの力強さと美しさ。
ハモリのツインリードと、どっしりしたリズム。
歌詞は、魔物とか、歴史とか、民族的なものであり、日本語のみで構成された独特の世界観。
こだわりだよね。
メタルを基礎として、プログレ的展開であったり、民謡、演歌といった和モノを盛り込んだ音。
不思議な世界に引き込まれてしまうね。

鬼哭転生

鬼哭転生

  • アーティスト: 陰陽座
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2004/01/07
  • メディア: CD
【個人的評価(好みによる加減含む)】
  ★★★★☆ 秀作(4/5)
 

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