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読書感想:五十嵐貴久『マーダーハウス』  [読書]


読書感想の回。
最近ハマっている作家、五十嵐貴久さん。
『リカ』、『リターン』、『リバース』の3連続ホラーはゾクリとしましたな。
これ以外にも、警察モノ、青春モノ、アットホームなものと、色々多彩な作家さん。
こんかいは、お得意分野か?ホラー。
『マーダーハウス』
五十嵐貴久『マーダーハウス』.jpg

舞台は、鎌倉の外れにあるシェアハウス。
TV番組「テラスハウス」の雰囲気そのままに、ルームシェアをすることとなる。
プロローグの数ページのおぞましいこと・・・
ここから、一転して、ここに入居することになる女子大生の目線で展開していく。
ここに住んでいる、男女4人ずつの8人の物語。
前半は、日常生活であるが、その中で、ちょっとした変な出来事や、不審死が起こり、徐々に不気味さが加わっていく。

本のタイトルからは、13日の金曜日的なイメージがあったが・・・
ま、後は読んでのお楽しみ。

にしても、この人の作品面白いね。
ギュッと世界に引き込まれちゃいます。


マーダーハウス

マーダーハウス

  • 作者: 五十嵐 貴久
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2019/03/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
マーダーハウス

マーダーハウス

  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2019/03/19
  • メディア: Kindle版

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読書感想:こざわたまこ『仕事は2番』 [読書]


タイトルに惹かれてしまい手に取った本
こざわたまこ著『仕事は2番』
仕事は2番.jpg

お仕事がテーマの6作短編集。
主人公は1作ずつ異なり、それぞれの立場での目線と、登場人物がそれぞれでリンクするもの。
・上から下から挟まれる中間管理職
・気弱な管理職
・総務課の女子
・仕事はできるが私生活がダメな上司
・仕事に適合できない女子
・会社の清掃のおじさん
と、同じ会社での人間模様が描かれている。

それぞれが、色々な思いを抱えながら、
言いたいことも言えずに仕事をしているんだなって、改めて実感する内容。
同じ会社であっても、立場は違うし。背景も違う。
そんな中で、一つの塊として、進むのが会社って生き物なのだと。
どの短編もどことなく切ない話。
ラストの、清掃のおじさんの話が特に良かったかな。

結局のところ、生きることが1番で、仕事は2番だって事を教えてくれるもの。

あ・・・・なんだか、今の仕事とリンクするな。。


仕事は2番

仕事は2番

  • 作者: こざわ たまこ
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2018/05/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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読書感想:五十嵐貴久『交渉人 遠野麻衣子・最後の事件』 [読書]


読書感想の会。

読書は最近もっぱらハマっている作家、五十嵐貴久さん。

以前に読んだ、『リカ』、『リターン』、『リバース』の3連続ホラー以外にも、
『交渉人』のサスペンス系も面白かった。

今回読んだのは、その『交渉人』の続編『交渉人 遠野麻衣子・最後の事件』
交渉人 遠野麻衣子・最後の事件.jpg

舞台は前作から2年後。
前作でも交渉人として活躍をした女性警察官の遠野警部が事件に巻き込まれる。
交番の爆破事件が彼女の目の前で起こり、犯人の要求は、拘留中の教団の教祖で、地下鉄爆弾テロ事件の首謀者の釈放。
その後、東京の各所で次々と爆弾爆破事件が発生する。
犯人とのやり取りは、インターネットのみである中で、交渉人としての手腕を問われる。

ってことで、舞台の素材が、宗教団体の事件であったり、9.11などのテロ事件を彷彿させるもの。
前作はサスペンスであったが、本作は、パニック系と言った感じ。
警察を総動員しての爆弾探しであったり、「踊る大捜査線」的な、幹部の責任所在問題であったりと、いろいろな面で楽しめた作品。ラストの犯人は意外であったな。

やはり、この人の作品面白いわ~
ジワリと染み込んでくる東野圭吾作品とは違い、ガツンと来るのが五十嵐貴久作品かな。。



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読書感想@五十嵐貴久『セカンドステージ』 [読書]


読書の会。
最近ハマっている作家、五十嵐貴久さん。
『リカ』、『リターン』、『リバース』の3連続ホラーだけでなく、警察系の話もある。
が、今回は全く異ジャンル。
アットホームな作品『セカンドステージ』
セカンドステージ.jpg

主人公は主婦の杏子。
二人の子持ちで、旦那は仕事に専念してて、家庭を奥さんに任せっきりで無理解。
この杏子が、旦那に内緒で会社を起業。
会社の内容は、子育てに疲れているママ向けにマッサージと家事をするという新ビジネス。
従業員は、時間に余裕のあるお年寄り。
各家のお手伝いに行きながら、各家の事情に老人が突っ込んでいく感じ。。
それぞれの家では、夫の無理解、姑との確執、アルコール依存などの悩み。
ここに傍若無人に首を突っ込んでいく老人。
さらには、杏子の家では、夫の浮気、息子の不登校、娘のケガなどの問題も勃発。

コメディータッチでありながらも、現在の社会問題も取り扱いながら
杏子の葛藤と、老人たちの自由奔放でありながら問題解決と、ラブコメが収められている。
内容に深みはないが、単純に楽しめました。
なんか、日曜21時のドラマに使えそうなネタ。

心温まるエピソードもあって、イイ感じでした。

五十嵐貴久さんの懐の深さを感じたもの。

セカンドステージ (幻冬舎文庫)

セカンドステージ (幻冬舎文庫)

  • 作者: 五十嵐 貴久
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2014/08/05
  • メディア: 文庫
セカンドステージ

セカンドステージ

  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2014/09/26
  • メディア: Kindle版

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読書感想@五十嵐貴久『贖い』 [読書]


読書感想の部。
秋の夜長になるので、読書時間が増えるんです。
最近ハマっている作家、五十嵐貴久さん。
『リカ』、『リターン』、『リバース』の3連続ホラーだけでなく、警察系の話も秀逸。

今回は『贖い』なる作品。
五十嵐貴久『贖い』.jpg

オープニングで事件勃発。
1日には、東京都で小学生が誘拐されて、切断された頭部が学校の校門に置かれる殺人事件。
翌2日には、埼玉県の山中で女子中学生の死体が発見される。
さらに翌3日には、愛知県のスーパーの駐車場から1歳児が行方不明になり、一週間後に駅のコインロッカーの中から死体で発見される。

話は、東京、埼玉、愛知と、パラパラと切り替わりながら警察目線でのみ話が進められていく。
ストーリーの冒頭から、犯人と思しき人は明らかになっており、ここにたどり着くまでの道程が精密に書かれているもの。捜査を行う各刑事のスタイルも独特で、個性的。
ただ、イメージとしては、犯人明確となっている中の、なぜ?どうやって?を探っていくコロンボ的な作品。
捜査が丁寧に描かれた作品でページをめくる手が止まらないかったな。

ストーリーの背景にあるのは、社会問題。
深いわ・・・

面白かったな。

贖い

贖い

  • 作者: 五十嵐 貴久
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2015/06/17
  • メディア: 単行本


あ、文庫版も発売中なのです。

贖い(上) (双葉文庫)

贖い(上) (双葉文庫)

  • 作者: 五十嵐 貴久
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2018/08/07
  • メディア: 文庫
贖い(下) (双葉文庫)

贖い(下) (双葉文庫)

  • 作者: 五十嵐 貴久
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2018/08/07
  • メディア: 文庫

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