読書感想:東野圭吾『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』 [読書]
時々読書。
読んだのは、今一番の売れっ子作家 東野圭吾。
新作『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』

作品の背景が、既にコロナ禍の時代。
舞台は、町おこししようとしている観光地。
町おこしの計画と、それにからむ中学生の同級生の同窓会。
その舞台で殺人事件が発生し、事件解決に登場するのが、事件の被害者の弟と娘。
この弟が曲者で、元マジシャンで、色々と手品仕掛けの技で話が進んでいく。
この弟が、タイトルにある「ブラックショーマン」で、ストーリー的に探偵役ね。
リモート生活とか、密を避けるとかのコロナ禍の舞台の中を生活する人々の様子もあって、
あ~なるほど最近の事象だわ。と最近の様子を溶け込ませてくるのはさすが。
主人公の探偵役の、話術の巧みさに、ちょっと勉強になる部分はあったね。
ストーリー的には、殺人事件の解決を行う探偵もので、普通と言えば普通。
東野作品としては、地味で、感動も薄めかな。
新作『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』

作品の背景が、既にコロナ禍の時代。
舞台は、町おこししようとしている観光地。
町おこしの計画と、それにからむ中学生の同級生の同窓会。
その舞台で殺人事件が発生し、事件解決に登場するのが、事件の被害者の弟と娘。
この弟が曲者で、元マジシャンで、色々と手品仕掛けの技で話が進んでいく。
この弟が、タイトルにある「ブラックショーマン」で、ストーリー的に探偵役ね。
リモート生活とか、密を避けるとかのコロナ禍の舞台の中を生活する人々の様子もあって、
あ~なるほど最近の事象だわ。と最近の様子を溶け込ませてくるのはさすが。
主人公の探偵役の、話術の巧みさに、ちょっと勉強になる部分はあったね。
ストーリー的には、殺人事件の解決を行う探偵もので、普通と言えば普通。
東野作品としては、地味で、感動も薄めかな。
五十嵐貴久先生のtwitter [読書]
読書@五十嵐貴久『リメンバー』 [読書]
秋の夜長に読書。
読んだのは、お気に入りの作家 五十嵐貴久さんの『リメンバー』
『リカ』、『リターン』、『リバース』、『リハーサル』の4連続ホラーの続編。
1作目『リカ』は、とにかく不気味。
2作目での、「リカ」の後日話『リターン』は、恐怖。
3作目での、誕生話『リバース』は、悪意。
4作目での、「リカ」の事前話『リハーサル』は、狂気。
で、本作『リメンバー』

で、本作『リメンバー』

1作目『リカ』から、20年後の世界。
ここでも『リカ』を髣髴させる事件が起こるところから幕開け。
舞台はメインが大学研究所であるが、ここでも同じような事件が起こる。
今回出て来るのは、リカ本人ではなく、リカの心理感染。
何とも不気味であったが、ストーリー展開も面白かったな。
こうやって、リカの怨念で、何作も書けるのが凄いね。
続編も楽しみにしてます。
ここでも『リカ』を髣髴させる事件が起こるところから幕開け。
舞台はメインが大学研究所であるが、ここでも同じような事件が起こる。
今回出て来るのは、リカ本人ではなく、リカの心理感染。
何とも不気味であったが、ストーリー展開も面白かったな。
こうやって、リカの怨念で、何作も書けるのが凄いね。
続編も楽しみにしてます。
読書感想:東野圭吾『クスノキの番人』 [読書]
読書:『むかしむかしあるところに死体がありました。』 [読書]
久しぶりの読書。
新聞紙の下欄に頻繁に紹介されていて、気になっていた本
『むかしむかしあるところに死体がありました。』

皆が知っている「日本の昔ばなし」を素材にしてミステリにしたもの。
『一寸法師』『花咲か爺』『鶴の恩返し』『浦島太郎』『桃太郎』を利用したもの。
この物語から、殺人事件が起こりそれを謎といてくもの。
それぞれの話の事件ととして、
「アリバイ崩し」「密室」「倒叙」が使われる。
短編5編で話はテンポよく進む。
印象としては、「世にも奇妙な物語」といった感じかな。
さっぱり味のストーリーですが、楽しめました。