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CD購入:陰陽座『百鬼繚乱』 [音楽 -邦楽-]


CD買ったので感想の会。
今回は、邦楽ハードロック。
1999年結成の5人編成のバンド 陰陽座(おんみょうざ)
ヴィジュアル系ではなく、妖怪系ヘヴィメタルバンド となるバンド。

黒猫(くろねこ):女性ヴォーカル
瞬火(またたび):ベース・ヴォーカル
招鬼(まねき):ギター
狩姦(かるかん):ギター
斗羅(とら):ドラムス

入手したのは2000年発売の2枚目のアルバム『百鬼繚乱』
陰陽座『百鬼繚乱』.jpg(MOCR-04RM)

先日感想を書いた、1999年発売のデビューアルバム『鬼哭転生』
https://shiningbrightly.blog.ss-blog.jp/2021-09-17
2002年発売の3枚目のアルバム『煌神羅刹』
https://shiningbrightly.blog.ss-blog.jp/2017-02-08

と以前に聞いてて、今回は2ndアルバム
デビューアルバム『鬼哭転生』の時には名前の無かったドラムスがクレジットされており写真も載っている。

全体を通して、暗く、不気味なハードロック。
1曲目「式を駆る者」は、ザクザク刻む疾走系のスラッシュ。女性ボーカルが伸びやかに舞う感じ
2曲目「桜花ノ理」は、アルペジオの美しいミディアムテンポ。
3曲目「塗り壁」は、スローテンポで重く長い曲。KING CRIMSON的曲展開のプログレ曲
4曲目「癲狂院狂人廓」は、ミディアムテンポでサビでドカンと開ける展開。ツインギターのハモりが良い
5曲目「八咫烏」は、BLACK SABBATH的などよよん感、演歌的節回しがクサイ。
6曲目「歪む月」は、哀愁のバラード。悲しみが伝わってくる感じね。
7曲目「帝図魔魁譚」は、不思議なリズム展開で、プログレっぽいモノ。
8曲目「化外忍法帖」は、ギターのリフがカッコよいハードロック曲。
9曲目「奇子」は、10分弱の大作。語りが不気味で、哀愁漂うメロディーが何とも言えず暗く美しい。
10曲目「がいながてや」は、気分転換のパーティーロック。ラストで軽い曲で救われる。

最後の10曲目を除いて、どれもダークでヘヴィ。
ハモりのツインギターと、男女のツインボーカルが、聴いてて気持ち良いのね。
転調あり、楽器がうなるところありと、どこかプログレ的要素もある。
セリフ部分が、ちょっと邪魔に思えるが、これはバンドの詩世界の取り込むためのものかな。
民謡演歌っぽい部分と、正統派ハードロックの不思議な融合。

何とも面白いメタルだなと感じる。

百鬼繚乱

百鬼繚乱

  • アーティスト: 陰陽座
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2004/01/07
  • メディア: CD
百鬼繚乱-3rd Press-

百鬼繚乱-3rd Press-

  • アーティスト: 陰陽座
  • 出版社/メーカー: ダイキ
  • 発売日: 2002/02/01
  • メディア: CD


【個人的評価(好みによる加減含む)】
  ★★★★☆ 秀作(4/5)
 

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토토마진

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by 토토마진 (2024-01-31 13:38) 

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