CD購入:己龍『明鏡止水』 [音楽 -邦楽-]
CD買ったので感想の会。
今回は邦楽。
ヴィジュアル系ロックバンド 己龍(きりゅう)
5人編成で、
黒崎眞弥(Vo)、酒井参輝(Gt)、九条武政(Gt)、一色日和(Ba)、遠海准(Dr)
と名前が漢字表記で、どことなく歴史上の人みたいな古風なもの。
入手したのは、2010年発売のデビューアルバム『明鏡止水』
(BPRVD-014)
2016年にX JAPANのYOSHIKI主催の「VISUAL JAPAN SUMMIT」に参加していたとバンド名は記憶にあったものだが、始めて聴くバンドの音。
ボーカルは、若干裏返り気味のしゃくりあげる感じの薄い声で、PenicillinのHAKUEI的。
バンド全体の音はドラマティックでメロディアスなもの。
ギターはザクザクと小気味よく刻むが、リズムがちょっと弱め。
和風の旋律と、おどろおどろしいホラー的な暗さが混じったメロディー
テトリスのロシア民謡とか、童謡を盛り込んでいて、遊び要素もある。
キーボードに加えて、三味線とか尺八とか笛のような和風の楽器の音が沢山盛り込んであり、
やはり和風テイスト。
曲はスピーディーなものが多く、聴きやすいが、
良くも悪くも、ボーカルがHAKUEIさんに聴こえてしまうが、
ギターの切れは、そこまでではないので、ペニシリンの未発表盤に思えてしまう。
とは言え、全体の雰囲気は哀愁メロディアスっぽいので好印象。
ボーカルがもうちょっと力強いと良いのになと思ってしまう。
【個人的評価(好みによる加減含む)】
★★★★☆ 秀作(4/5)