Virtual PC 体験記 [コンピュータ]
Virtual PC なるソフトを使ってみた。
これはMicrosoft社の仮想マシンソフト(Microsoft Virtual PC 2004)で、現在無料でダウンロード可能。
何が出来るのかって言うと、
1台のコンピュータで 複数のオペレーティング システム(OS) を同時に実行できるようになる。
この同時に。。ってのが重要。
コンピュータからVirtual PCを起動し、その中で、新しいOSが起動する仕組み。
これを、仮想マシンと呼び、ボタンをクリックするだけで切り替えることができる。
Windows デスクトップにそれぞれ独立した仮想マシンが作成され、
1台の物理コンピュータのハードウェアが各仮想マシンによって仮想化される。
仮想マシンを利用して、複数の OS を同時に実行でき、異なったOS環境でのアプリケーションの実行、動作確認ができる。
この仮想マシン上での変更等は、それぞれの本系のメインのOSには、何の変更も生じない。干渉しないってことね。
ハードウェアは共有。
昔は、新しい領域を作って、インストールして、起動時に選択していたのにね。
で、お互いのシステムに干渉しあって、不具合いっぱいだった。
時代は変わるんだね。。
で、使ってみたくなったんで、
自分のPC-WinXP(ホストOS と呼ぶ)に、Win2000(ゲストOS と呼ぶ)を設定。
Virtual PCのインストールし、ゲストOSを使えるようにした。
●Virtual PC 2004のインストール
Microsoft Virtual PC 2004のサイトから 無料ダウンロード。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=6D58729D-DFA8-40BF-AFAF-20BCB7F01CD1
ダウンロードのファイルを解凍し、インストール。
●Virtual PCの起動
Virtual PCコンソールが起動する。
●仮想マシン作成
新しいバーチャル マシン ウィザードの開始。
「バーチャルマシンの作成」を選択
・バーチャルマシンの名前と、ファイルの置き場所を指定
・仮想マシンの中で動かすOSの種類を指定
・仮想マシンのRAM容量を指定
・仮想マシン用のハードディスクのイメージファイルの作成と、作成場所の指定
●ゲストOSのインストール
Virtual PCを起動
「Win2000」が出来ているので、起動し、CD入れてインストール。
途中で、OSをインストールするディスクを指定してきて、『フォーマットします』のメッセージが表示される。
これは、仮想マシン用のハードディスクのことなので、恐れず、フォーマット!!
(って、ドキドキしたけどね・・・)
フォーマットは無事完了する。(自分の既存のデータもきちんと残っている。)
で、そうこうしているうちに終わる。
実際に使ってみた。
いやいや、なかなか面白い。
好き勝手な事が、仮想マシンの中では出来る。
ホントに、もう1個のパソコンが、画面上に起動しているイメージ。
これは凄いね。
ゲストOSに同じOS入れてもいいし、Linux入れてもいいかな。
少し、処理が遅いけれど、こっち経由で、ネットサーフィンして、怪しくなったら削除!!なんて技もできるんだよ。
ふふふ。。
問題なのが、マウス。
仮想OSの窓でマウス操作すると、本系のOS(仮想OSの外の画面)には、マウスがいかないんだよ。
少しあせった。
右ALTを押しながら、マウスを外に出すと無事に、マウスカーソルが外に出るんだ。
ふぅ(^^ゞ 無事救出。
結構遊べるので、お勧め。
一番利点は、ネットをこっち経由で行なえば、OSレベルでの感染は防げるようだ。
これが使える。
いいのかな?
一番の難点は、ハードディスクの容量。
単純にOS入れただけなのに、2G以上使用してしまった。当たり前だね。
余裕がある人はゼヒ。
お試しあれ。
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