SSブログ

読書感想@夏川草介『神様のカルテ』 [読書]

お久しぶりねの読書感想。
今回読んだのは、嵐の桜井翔くん主演映画化でも話題となっている『神様のカルテ』
神様のカルテ

神様のカルテ

  • 作者: 夏川 草介
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/08/27
  • メディア: 単行本
作者の夏川草介氏の本業は、地域医療の医者。
本作がデビュー作なんだそうな。

この作品、舞台は長野。
主人公は、地域医療の末端を担う地方病院の若手敏腕医師。
その病院は、医師が少ないながらも365日24時間診察を行っているため、休みも中々とることが出来ず、自分の専門外の診察までしてしまう現状。

妻は写真家。
住んでいるのは、旅館を改装した下宿風の建物で、そこには味のある住人もおり、めぞん一刻風を想い起こさせる。

この病院での患者とのやり取り、妻とのやり取り、下宿の住人とのやり取など、主人公が見たこと感じたことが優しいタッチで書かれている。

サスペンスでもなんでもなく、毒も無いストーリー。

読んでいて、ホロリと涙する場面もあったよ。。
どちらかというと、薬をもらった感じ。

ほんのり心が温かくなる一冊でした。

読む前から、主人公のイメージが既に桜井君だったのが良かったのか悪かったのか・・・
雰囲気はぴったりな感じだったかな。


nice!(13)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 13

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0