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河村隆一のLIVE放送 『Symphonic Once Again』 [音楽 -LUNA SEA単体-]

BS-FUJIで、放送していた『河村隆一 Symphonic Once Again』
2007年9月の愛知でのオーケストラとの共演の模様の映像。

昨年12月の放送されていたが、録画をミスってしまってて、見逃してしまったもの。
放送は、"70の物語"全曲公演の前日の2月2日。
記念してなのだようか、今回めでたく、再放送された。
まとまった時間がようやくとれたので、じっくり鑑賞。

HDレコーダーって、便利だよね。
ほとんど画質も劣化しないで、テープも交換しなくっていいんで、楽チン楽チン。

会場は、小さなホール。
オーケストラ 総勢30人程度
この30人が凄い圧力を醸し出してて、すごい存在感。
さすがオーケストラの音。って感じの ぶ厚い音で、どの曲もゆるやかに流れるような演奏だった。

河村バンドのギターの人がオーケストラの中で、エレキギター弾いていて
『夏に降る雪』では、1人、ステージの上空の部分に立って、延々とギターソロで、
オーケストラとバトルをしていて、異彩を放っていた。
それ以外でも、ギターサウンドが、オーケストラの重厚な音の中で
抜き出て聞こえてくる箇所も多く、存在感のある音を出していた。

Tourbillon仲間の葉山さんはピアノで参加。
これまた繊細で深みのある音色と、金色に輝く長髪で存在感を出していた。
けっこうカッコエエ人やね。

そして、御大の河村さん。
オペラかと思わせるほど、終始大きく口開けて、高らかに熱唱。
歌に気持ちをスッゴク入れて歌っているのがヒシヒシと感じられる。
本当にこの人は、歌・歌詞・メロディを大事にする人なんだと実感。。
曲が終わるたびに、深々とお辞儀をして、バックのオケさんにもお礼をしている。
うむ。礼儀正しいね。。
この前のCD『evergreen anniversary edition』にも収録されている、
マイク無しで歌った「AMAPOLA」は凄かった。
元の歌は知らないけれど、オペラ歌手バリの声量で、バックの演奏にも負けていなかった。
いやいや。この人凄いね。。

evergreen anniversary edition

evergreen anniversary edition

  • アーティスト: 河村隆一
  • 出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
  • 発売日: 2007/12/05
  • メディア: CD

ただ、「Love is...」「glass」など、以前の曲達が、アレンジされてて、
途中途中に、タメ があったり、 走り があったり・・・若干違和感あり。
『You・・・・・・・・・・・are my only』みたいな・・・
馴染んだ歌と、違うんだモノ (T_T)
『evergreen anniversary edition』聴いても、なかなか慣れないねぇ・・・
これに関しては、インタビューの中でも言っていたけど、
1小節のなかの音符を一つ一つ忠実に歌うんじゃなくって、
16小節内で、全体をみて、バランスとりながら歌うんだ。
 と言うのが、今の考えらしい。

ふうん・・


切なくも優しさに満ちた、美しい「深愛」
解放感に満ちた「Landscape」
ギターとの熱演「夏に降る雪」
心にじっくり響く「静かな夜は二人でいよう」
オーケストラと歌うために、作られたんじゃないか?と思うほど
演奏にマッチして素晴らしかった壮大な「誰の為でもなく君に...」「Once again」

と、イイ曲多くって、濃密な時間をすごしたよ。
ただ、オーケストラって、演奏がゆったりしている分、
曲にフックが無いと、睡魔が襲って来そうになることがあって、困ったよ。

それにしても、本当に、唯一無二のヴォーカリストだよね。
常に挑戦し続ける。というスタンスは以前と変わってないしね。

ただ、僕的には、オーケストラより、ロックのほうが、似合っていると思うんだけれどね・・・

 


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