読書感想。桐野夏生『魂萌え』 [読書]
久しぶりに、女流作家 桐野夏生 さんの本を読んだ。
映画化されたとか、ドラマ化されたとか、と聞いて、今回読んだのは『魂萌え』
簡単に言うと、
夫が急死し、取り残された50代後半の主婦が、今までの日常生活とは違ったことと経験していくお話。
子供たちとの相続の話、夫の不倫の話、友人との関わり、と、いろいろな問題を抱えていく中、
自分も不倫をしてしまい・・・
なんていう
何だか、お昼のメロドラマ に最適の話。
実際、この年代の人が読んだら、きっと『そうそう!!』なんて感じになうんだろうな・・・
と思いながら読んだ。
実際のところ、『ふうん~』と言うのが印象だけど、
さすがの桐野さんの作品だけに、文章は上手くって、さらさらと読んでいった。
(普段の桐野作品とはまったく別路線だけれど・・・)
この本で、僕は、母親とのスタンス というか 接し方を、もう少しちゃんとしなきゃなぁ・・・
というのを感じた。
何気ない一言でも、人を傷つけていることって あるように思うからね・・・
★★☆☆☆(5点満点で2点かなぁ・・・)
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