Toshiの洗脳＠金スマ

X JAPAN のボーカル Toshｌ（表記は、なぜか、最後のiは小文字のLらしい・・・）
彼が洗脳されていたという話は当時話題になったが、今回TV番組「金曜日のスマたちへ」に出演。
洗脳の苦悩、バンド解散から、ソロ活動、その間の洗脳～脱出までの約12年の日々を再現VTRとともに、振り返りトークと番組での話であった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140819-00000006-mantan-ent

とにかく、衝撃的な話で、ボクには刺激が強かった。。。



幼稚園時代から一緒に過ごしてきたという、YOSHIKI とバンドを組んではじめた X
バンドが大きくなっていく中で、マネージメントをしていた兄がお金を浪費させ、実の母は X のファンを自宅へ招きいれ、お金儲けをしているといった、身内の裏切りとも言える行為が発生。
そんな中、優しい言葉をかけてくれたのが、後に結婚することとなるK（守谷香）
彼女は、「X JAPANのあなたには興味がなく、素のあなたが好き。」と。
着飾ることを捨て、ありのままでいるように　と、言う彼女に感動したTOSHIは、交際～結婚へ至る。

彼女が一枚のCDを流し、その曲を聞き涙を流し、
「世の中にはこんな素敵な音楽がある」 と話す。

その後、彼女は、TOSHIを、ある会へ連れていき、
その中で、M（MASAYA）が現れ、先ほどのCDにあったような曲を披露するライヴが行なわれる。
そこでは参加者の多くが涙をする。

これをきっかけに、この会の主催するセミナーへ参加。
そのセミナーでは、自分を見つめなおすような事の実験があり、少しずつ内容に惹かれて行く。
妻の強引な誘いもあり、会に加入。

そのセミナーでは、自我の崩壊と、暴力による支配と、甘い言葉。
また、X JAPAN のような音楽性は悪の存在のもので、素のままの癒すの音楽こそが本当の音楽だと
刷り込まれる様になる。

ココから発生したのが、TOSHI のX JAPAN 脱退～解散。

1997年の X JAPAN ラストライブの頃には、金髪、フルメイクをやめ、普通の黒髪＆ノーメイク。
いろいろな想いを胸に、ステージに立っていたようです。

HIDEからは、「TOSHIくん、パーっと、パーっと」と言われていた様子も。

その後は、会からの仕事として、手売りでのCD販売、アコースティックライブの開催。
また、X JAPANがもたらす収益の全てを会に搾取され、その額10億円だとか・・・
妻を信じていただけに、そこからの洗脳によって、何もが盲目的のなる。
殴られても、罵倒されても、自分が悪いのだと思う込んでしまう。
徹底的に金を搾り取られても、Ｍが使うのなら使い道のあるお金だと、搾取される。
これが、12年間続く。


この会がおかしいと思うようになったのは、X JAPAN の再結成の話を持ちかけられた時。
「3億円を契約金とする」との持ちかけに、応じるM
ここで、「X JAPANは悪ではなかったのか？」と疑念を抱くようになる。

（ココに至るまでに、10年要しているのです・・・どれだけ暴力とひどい扱いを受けていたのかは測れないが、洗脳ってコワイ）

そして、無事セミナーからの脱出に成功し、諸悪の始まりの妻との離婚も成立。
無事現在に至るようです。

TOSHIの中には、X JAPAN をあの時解散させなければ、HIDEのああいった事件は起こらなかったかもしれないという想い。
また、自分が会に参加していた事で、同じく会に参加し、被害に遭われ、お金を搾取されたた方もおり、
自分が伝えなければならない義務があるの想い。

そして、最後に演奏された、自身のピアノ伴奏による「FOREVER LOVE」
「もう独りで歩けない。時代の風が強すぎて～」と、ちょうど何かを伝えるような歌詞でした。


再現VTRと、TOSHIのコメントでほとんど作られた番組。
ナカナカ、強烈な印象でした。

Ｋに出会った当初に「ありのままがいい」といわれ、彼自身も感じでいた、金髪＆フルメイク といった飾りを取って、身軽になりたいという思い。
これって、『EDEN』の頃のRYUICHI だよね・・・と思いながら見てた。。

とにかく驚いた。
TOSHIがココまで苦しんでいたとは思わなかったなぁ～

1997年春のTOSHI 脱退～LAST LIVE・解散 まで、完全にボクの中では”悪者”でしたからね。
2007年の再結成でも、お金目当てじゃねぇのか！！　と完全に思っていた。（ある意味正しいけど）

とにかく、「洗脳・マインドコントロール」の恐ろしさを改めて感じたね。

TOSHI への気持ちが完全に変わってしまったな。

せっかく、SUGIZO もバンドへ参加し盛り上がっているんだから、もう、わき目も振らず頑張って欲しいね。
身内や周りが裏切って、信用できなくっても、
彼には、X JAPAN という仲間と、ファンという心強い親友がいるって事を忘れないで欲しいもんだね。

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