BUCK-TICKのアルバム『Mona Lisa OVERDRIVE』 [音楽 -BUCK-TICK-]
ようやく入手した、『Mona Lisa OVERDRIVE』
BUCK-TICKの13枚目のアルバム で、2003年発売。
本作は、そのロックサウンドに、BUCK-TICK特有のデジタルサウンドが豪快にミックスされている。
ほとんどの曲がデジタル風味に味付けしてあって、疾走感に満ちた作品。
この中で気にいった曲をピックアップ。
「ナカユビ」
テンポのいいデジロック。
ゆがみ、ひずみにデジタル風味が加わって完全なBUCK-TICK特有の音世界
この曲が、前作のラストの曲とリンクしているんだよ。ただ何言っているんだか判断できない・・
「残骸」
シンプルながらも、疾走感がカッコ良くって、
LUNA SEAを思い起こさせる曲。いい!!
「LIMBO」
デジタルリズムに乗って、過去の曲のタイトルがふんだんに登場する曲。
69とか、SEX FOR YOUとか、JUST ONE MORE KISSとか・・・聴きながらおっ!!と思ってしまう。
「Mona Lisa」
今井さんのラップで始まるが、サビの盛り上がる部分では、非常にダイナミックでカッコいい。
「GIRL」
ポップな曲調に、ノイズが乗って不思議な感じ。
歌詞カードの詞とは違った風に歌が聞こえるんだけど・・・
『アンナカレーニーナ♪』って・・・勘違いっすかね。
「Sid Vicious ON THE BEACH」
今井節のパンキッシュな曲。気だるげな歌い方が、好き嫌いが別れそうな曲
良くも悪くも、アルバム中盤で だれそうな ムードを一掃してくれる。
「原罪」
どっしりしたサウンドと、疾走感。ロックのかっこよさを表現する曲。
が、やはりどの曲もなんとなくBUCK-TICK風なのが不思議。
「MONSTER」
アルバム中必ず2曲は入る星野曲。サビの部分がメロディアスでいい感じの曲。
SUGIZO・J曲と対極に存在するINORAN曲みたいな存在。
「Continuous」
インスト。コレも次作に続くのか?いや、前作の1曲目につながっているのか??ゾクッとするような曲
と、印象ばらばらの曲たちが、BUCK-TICK風アレンジの下で統一された感じ。
今作で目立つのは デジタル世界を、疾走曲とポップ曲とメロディ曲が攻撃的に迫り来る印象。
こんな不思議なバンドって ほかに いないよねっ。と実感できる作品。
ただ、僕的には、単純ロックの『極東 I LOVE YOU』のほうが好みかな。
初めまして、杏珠の姉です。
B−Tファン(FISH TANKER)です。
「こんな不思議なバンドって他にいない」
同感です!!!
毎回「こう来たか!」と唸らされますから。
“Sid Vicious ON THE BEACH”は、ライヴの時、アンコール1曲目で、あっちゃんが登場する前に演奏される事がよくあります。
今井節全開ですよね。
『十三階は月光』は、未だ入手されていませんか?
私はこのアルバムがとても好きなので、おススメしたいです。
BUCK-TICKが、やっていそうでやってなかった大人のゴシック。
いいですよぉ〜♪
by 青苺シル子 (2008-01-26 00:06)
☆ 青苺シル子 さま
はじめまして。
あ~ 杏珠さまのお姉さんなんて・・・はじめましてm(__)m
ちょこ太(タロウ)さんの写真に思わす微笑んでしまいました。
お姉さんがFISH TANKERで、妹さんがSLAVEなんて、豪華な姉妹さんですね。姉妹で熱い音楽談義が行われていそうですね。
BUCK-TICKは、LUNA SEAの後を埋めるような存在として、最近激しくのめりこんでしまいました。
『十三階は月光』は未だ入手していません。どうしても初回盤が欲しくって探しているのですが・・・
オークションでは高価なんで・・・
「大人のゴシック」とは、気になります。早く手に入れたいっすね。
これからもよろしくお願いします。
by まちびとん (2008-01-26 20:47)