CD購入。河村隆一『evergreen anniversary edition』

ソロ10周年の記念としてちょこちょこ曲を発表している僕らの河村隆一。
本作は昨年に発表したカバーアルバム『evergreen ～あなたの忘れ物～』の続編。
３枚組みとなっていて、
１枚目は自分の曲のカバー
２枚目は他人の曲のカバー（ファン・webでのリクエストで多かった曲をピックアップ）
３枚目は過去のライブ映像のDVD

evergreen anniversary edition

• アーティスト: 河村隆一
• 出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
• 発売日: 2007/12/05
• メディア: CD

で、まずは、１枚目の『SELF-RETAKE』
シングルヒット曲を中心に構成されてて、
世間をアッと言わせた優しい曲｢I love you｣　で、はじまる。
アレンジはあまり変わっていないが、単語単語を大切に丁寧に歌っている印象。
そして、切ない名バラード｢Glass｣
が、歌い方に少し変化をもたせていて、思わぬ箇所で、溜めたり、早口になったりと違和感あり・・・
今までの歌に慣れている分、ちょっと嫌な感じ。
確かに、全く同じ歌い方では、芸が無い・・・って言うか、あえて発売する意味無いんだけれどね。

と思っていると、他の曲も、途中で歌のリズムが変わったり、溜めたりと・・・
まぁ。これはこれで・・・いいのかな？
意識的に歌い方を変えているのか？自然な流れで、このような歌い方になったのか？
緩急つけて変なところで区切ったりしない曲のほうが耳に馴染んでて、
「BEAT」「Love is...」「バニラのコート」なんては、こっちのアレンジのほうが、優しさが増しててイイ感じ。。
ううむ・・・
まぁ、最新形の曲って事で、理解しよう。。うんうん。。

さて、気を取り直して、２枚目の『COVER』
他の人の曲を歌うと云うことに驚くんだけど、それは前回の『evergreen ～あなたの忘れ物～』も同様。
前回は古いスタンダードっぽい曲ばかりだったのに、
今回は、最近の曲、今活躍している人の曲まで、いろいろあって、もっと驚き！！
選曲は、
｢I LOVE YOU｣ (尾崎 豊)
｢壊れかけのRadio｣ (徳永英明)
｢桜坂｣ (福山雅治)
｢雪の華｣ (中島美嘉)
｢秋桜｣ (山口百恵)
｢抱きしめたい｣ (Mr.Children)
｢未来予想図II｣ (DREAMS COME TRUE)
｢時の過ぎゆくままに｣ (沢田研二)
｢いつまでも変わらぬ愛を｣ (織田哲郎)
｢SERAFINE｣ (DEAD END)
｢AMAPOLA｣ （洋楽？）
雰囲気的・声質的に　近い、尾崎や徳永、沢田研二は、イメージが近いけれど、
福山の｢桜坂｣やミスチル、中島美嘉　なんてのは意外。

が、結構イイ歌い方で、独特の雰囲気を醸し出している。

１枚目の『SELF-RETAKE』のように特徴的な　甘～い甘～い　歌い方ではなくって、
せつな～く、やさし～く、かつ情熱的に歌いあげているのが良いんだろうね。
なんとなく、河村隆一の曲として聞こえる曲もある。

こんな選曲・歌い方もあるのだと、キャパシティーは広い。
オリジナルも、こんなで歌えば良いのにね・・・
どちらも｢I love you｣で始まるのは偶然？？　それとも、狙ったのか？？

ううん・・・
徳永英明みたいに、女性の曲ばっかりをカバーしたCDと
男性カバーを別々にして売ったほうが、注目浴びたかもね。

で、３枚目は『LIVE-DVD』で
過去のLIVE映像満載。

さて、このCD
初回盤は「初回限定プレミアムパッケージ」となってて、
キラキラ銀色の箱入りなんだ。

表面は「Ryuichi Kawamura　　evergreen anniversary edition」の刻印。
裏面はDisc１、Disc２　と曲名が印刷されているんだけど、Disc3の曲名はなぜかシール貼り。
それも外装のビニール剥がすと取れてしまうんだよ・・・
なぜ？？
製作過程の最後まで曲が決まらなくって、間に合わなかったんだろうか？？
変なの(+o+)


もっともっと、注目浴びてもいいと思うんだけど・・・
レコード会社の努力不足？プロモーション不足？
名前だけは超有名なのにね・・・

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