読書:湊かなえ『リバース』 [読書]
秋の夜長にタマには読書。
読んだのは、イヤミスと呼ばれる 湊かなえ さんの著書『リバース』
主人公の深瀬は、平凡で地味なサラリーマン。
彼の唯一の趣味がコーヒーであり、お気に入りの喫茶店で長居したり、コーヒーを自分で入れること。
そんな彼に珈琲店で出逢った女性が恋人となる。
そんな矢先、彼女のところに、『深瀬は人殺しだ』との告発文書が送り付けられる。
ここで思い出すのは、大学時代の事件であり、その事を彼女の話すと、彼女は去ってしまう。
そこからは、告発文を送った人探しと、大学時代の事件の真相探しの旅が始まる。
と。。。
この作品は昨年、ドラマでも放送されていたもの。
ドラマも面白くって引き込まれてしまったけれど、本も良かった。
ドラマの方には、原作にはない刑事とかも登場してきて、物語が膨らませてあった・・・
比較すると、原作はシンプル。
とはいえ、ラストはガツンと来るね。
ドラマでは、救いがあったが、
原作では救いもなく、突き放されての幕引き。