CD購入:lynch.『SINNERS -no one can fake my bløod- 』 [つれづれ]
CD買ったので感想の会。
今回は、邦楽ハードロック系。
どちらかというとヴィジュアル系に属されるであろうラウド系バンド lynch.(リンチ)
2004年デビューの5人編成のバンド。
ヴォーカルの葉月さんと、ギターの悠介さんが、LUNA SEAのSLAVE経験もあり、
音楽を始めたきっかけが、LUNA SEAだと言うことで、気になっているバンドである。
入手したのは、2018年発売の12枚目(ミニアルバム含む)となる
『SINNERS -no one can fake my bløod- 』
(KICS-3707)
前作『SINNERS EP』は、
『SINNERS -no one can fake my bløod- 』
(KICS-3707)
前作『SINNERS EP』は、
ベースの明徳さんが、2016年11月に大麻所持で逮捕されたことで、バンドからの脱退。
バンドは当面の活動自粛となった時期。
2018年3月には、バンド復帰となったのであるが、
その間ベーシストが不在となっており、
それを埋めるためにゲストベーシストを曲ごとに異なった人を参加させて作成した作品。
本作『SINNERS -no one can fake my bløod- 』は、
明徳不在時にリリースされた『SINNERS-EP』『BLØOD THIRSTY CREATURE』収録曲を、
明徳によるベースでリテイクし再収録したアルバム である。
バンドは当面の活動自粛となった時期。
2018年3月には、バンド復帰となったのであるが、
その間ベーシストが不在となっており、
それを埋めるためにゲストベーシストを曲ごとに異なった人を参加させて作成した作品。
本作『SINNERS -no one can fake my bløod- 』は、
明徳不在時にリリースされた『SINNERS-EP』『BLØOD THIRSTY CREATURE』収録曲を、
明徳によるベースでリテイクし再収録したアルバム である。
ジャケットデザインは、『SINNERS EP』と同じデザインで、モノクロだったが、
本作は、鮮やかな赤で染められている。これは血を示すのか?
1曲目「SIN」*
重くダークであるが、ノリ良いリズムのSE
2曲目「SORROW」*
コードストロークで始まる、しっとりと美しい壮大なバラード。
ボーカルがゆっくりしっかりと歌詞を聞かせるもの。
切なく哀愁の曲。
オープニングではなく、後半に持ってくるべきじゃないかな・・・
3曲目「BLØOD」
疾走系ラウドロックで、ボーカルは吐き捨てダミ声と、艶やかに歌い上げるものの2段仕立て。
サビの部分のみメロディアスで美しい。
4曲目「BLACK OUT DESTROY」*
ボーカルがゆっくりしっかりと歌詞を聞かせるもの。
切なく哀愁の曲。
オープニングではなく、後半に持ってくるべきじゃないかな・・・
3曲目「BLØOD」
疾走系ラウドロックで、ボーカルは吐き捨てダミ声と、艶やかに歌い上げるものの2段仕立て。
サビの部分のみメロディアスで美しい。
4曲目「BLACK OUT DESTROY」*
前曲に続き、破壊力のハードコア系の咆哮ボーカル。
吐き捨て系の何言っているのか解らない部分と、
丁寧に歌い上げてメロがはっきりしている部分とでくみ上げられた曲。
曲途中のアルペジオが、いい味付けになっている。
曲の展開が早いが、激しい中にも、美しいメロディーがちりばめられている。
この2枚仕立てのボーカルがlynch.の独特な世界なんだなとこの時点で認めてしまう。
5曲目「KALEIDO」*
クリーンのディレイのイントロが美しい曲。
イメージは完全に「IN SILENCE」だよね。
切なくもキャッチーなサビが耳に残る。
左右のギターの音色の対比も美しいし、その下でうねるブリブリベースが耳につく。
単純にいい歌だと感じる。
6曲目「THE WHIRL」
哀愁のAメロ、吐き捨てのBメロ、哀愁のサビメロと、異様な展開の曲。
ベースのうねる音がずっしり腹に響く。
切なく狂おしい情感の曲。
7曲目「CREATURE」
前曲に間髪入れず、ラウドロック。
これも吐き捨て半分以上で、サビの部分のみ憂いボーカル。
スラップベースが聴ける。
8曲目「DIES IRAE」*
SLAYERに似た感じで、アメリカのスラッシュ四天王っぽい。
ドコドコのツーバスで、ボーカルは吐き捨てで何言っているのか分かんねえぞ。
ボーカルのシャウト部分とギターのピッキングハーモニクスが一緒に鳴っているのが面白い。
完全にスラッシュでボク的にはイマイチね。
9曲目「TRIGGER」*
前作では、J(LUNA SEA)がベースを弾いていた曲で、完全にLUNA SEA雰囲気の曲。
ダークな哀愁メロディアス。とにかくサビがカッコよい。
曲タイトルが、「TRIGGER」、歌詞には「月」と出てくるし、
右ギターはディストーションで、左ギターはクリーンのアルペジオ。
曲調からして完全にLUNA SEAを意識した耽美ロックの極みと思える。
さらにサビ後の、弦楽器隊のソロが熱い。
ディストーションのソロ、クリーンのソロ、ブリブリのベースソロと続く。
このベースソロは、Jのモノよりも更に低さと躍動感を加えたものとなっている。
ボーカルは、愁いを帯びた太くしっかりした声で安定感抜群。
ドラムの手数が多いのも耳に残るね。
と、9曲40分とコンパクト。
吐き捨て系の何言っているのか解らない部分と、
丁寧に歌い上げてメロがはっきりしている部分とでくみ上げられた曲。
曲途中のアルペジオが、いい味付けになっている。
曲の展開が早いが、激しい中にも、美しいメロディーがちりばめられている。
この2枚仕立てのボーカルがlynch.の独特な世界なんだなとこの時点で認めてしまう。
5曲目「KALEIDO」*
クリーンのディレイのイントロが美しい曲。
イメージは完全に「IN SILENCE」だよね。
切なくもキャッチーなサビが耳に残る。
左右のギターの音色の対比も美しいし、その下でうねるブリブリベースが耳につく。
単純にいい歌だと感じる。
6曲目「THE WHIRL」
哀愁のAメロ、吐き捨てのBメロ、哀愁のサビメロと、異様な展開の曲。
ベースのうねる音がずっしり腹に響く。
切なく狂おしい情感の曲。
7曲目「CREATURE」
前曲に間髪入れず、ラウドロック。
これも吐き捨て半分以上で、サビの部分のみ憂いボーカル。
スラップベースが聴ける。
8曲目「DIES IRAE」*
SLAYERに似た感じで、アメリカのスラッシュ四天王っぽい。
ドコドコのツーバスで、ボーカルは吐き捨てで何言っているのか分かんねえぞ。
ボーカルのシャウト部分とギターのピッキングハーモニクスが一緒に鳴っているのが面白い。
完全にスラッシュでボク的にはイマイチね。
9曲目「TRIGGER」*
前作では、J(LUNA SEA)がベースを弾いていた曲で、完全にLUNA SEA雰囲気の曲。
ダークな哀愁メロディアス。とにかくサビがカッコよい。
曲タイトルが、「TRIGGER」、歌詞には「月」と出てくるし、
右ギターはディストーションで、左ギターはクリーンのアルペジオ。
曲調からして完全にLUNA SEAを意識した耽美ロックの極みと思える。
さらにサビ後の、弦楽器隊のソロが熱い。
ディストーションのソロ、クリーンのソロ、ブリブリのベースソロと続く。
このベースソロは、Jのモノよりも更に低さと躍動感を加えたものとなっている。
ボーカルは、愁いを帯びた太くしっかりした声で安定感抜群。
ドラムの手数が多いのも耳に残るね。
と、9曲40分とコンパクト。
全体的に哀愁を帯びた物悲しさと、ラウド系ロックの融合であり、
耽美系のハードロックと、スラッシュ系の吐き捨て系と半分ずつの2面性がある。
当初に先輩ベーシストを呼んで作成した『SINNERS EP』の後に、
逮捕されていたベーシストを戻して、同曲を全て再録をしているって事実が気になるんだね。
先輩ベーシストの気持ちは大丈夫か?失礼に当たるんじゃ? って何となく気になったんだけれど、
前作『SINNERS』の再録曲(曲のタイトルの後ろに * 付けたもの)については、
ベースが、とにかく目立つ感じで、より低く、うねる感じになっていて良いんじゃないかな。
耽美系のハードロックと、スラッシュ系の吐き捨て系と半分ずつの2面性がある。
当初に先輩ベーシストを呼んで作成した『SINNERS EP』の後に、
逮捕されていたベーシストを戻して、同曲を全て再録をしているって事実が気になるんだね。
先輩ベーシストの気持ちは大丈夫か?失礼に当たるんじゃ? って何となく気になったんだけれど、
前作『SINNERS』の再録曲(曲のタイトルの後ろに * 付けたもの)については、
ベースが、とにかく目立つ感じで、より低く、うねる感じになっていて良いんじゃないかな。
愁いのボーカル、ツインギターで、左はクリーンアルペジオ、ドコドコ疾走のドラム と、おいしい要素満載。
このバンドは要チェックである。
この「SORROW」は名曲。聴くべし聴くべし!!
SINNERS-no one can fake my bløod-
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2018/04/25
- メディア: CD