読書感想:東野圭吾『希望の糸』 [読書]
久しぶりの読書。
今回は売れっ子作家 東野圭吾さん。
読んだのは比較的新作。
2019年発売の『希望の糸』
本作は、加賀恭一郎シリーズ。
ではあるが、加賀恭一郎氏はメインではなく、従弟の松宮脩平がメイン。
東野作品は人間模様を描くものが多いが、
加賀シリーズは、特に家族の絆を扱うものがメイン。
殺人事件を軸に話が進むものであるが、事件の犯人捜しよりも、
その裏に秘められた、人間模様が熱い。
本作は、3つの家族が登場。
プロローグで出て来る家族は、小学生の息子娘を地震で亡くし、再生のためのもう一度子供を産むよう決める。
もう一個の家族は、料亭旅館であり、女将の父親の死期を迎え、残した遺言状に秘密があった。
もう一個も家族は、カフェのオーナーの女性であり、彼女が殺される。
この殺人事件の捜査を進める中で、もう一個の家族が絡むもの。
もう一個も家族は、カフェのオーナーの女性であり、彼女が殺される。
この殺人事件の捜査を進める中で、もう一個の家族が絡むもの。
犯人探しではなく、背後の人間ドラマが泣ける。
いかにも東野作品って感じ。
これは完全にドラマ化できるな。って思える作品。
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