BUCK-TICK のBEST『CATALOGUE 2005』 [音楽 -BUCK-TICK-]
思いがけないところで手に入れた、BUCK-TICKの最新ベスト盤『CATALOGUE 2005』
デビュー作から、2005年までのもので、
最新アルバム『天使のリボルバー』を除いた全作品からチョイスされている。
いままでのレコード会社を、キチンと含まれていて、
ビクター・マーキュリー・BMGと会社が網羅されている。
で、どうやらメンバー選曲による初めてのベストアルバム。
この写真にあるように、正規盤ではなく、サンプル盤。
ここで紹介してよかったんだろうか?なんて思いながらも・・・
↑これが正規盤
さて、2枚組み全33曲。時間にして、160分はナカナカのボリューム。
どわぁぁ~ っと、通して聴くだけでも、すっごく濃密な時間。
20年前から、現代までの音の変化を、あっという間に体感できた。
初期作品から聴き始めたときは、キラキラした音に驚いたんだけれど、
そんな、気持ちはすっかり忘れてしまっていて、
BUCK-TICKといえば・・・今の重厚なサウンドに慣れてしまっていた事に気づいたよ。
初期作品なんか、すっごい久しぶりに聴くねぇ(^^)
そんな作品。並んだ並んだ33曲。
それぞれが、時代時代の代表曲に違いないね。
さてさて、自分なりの印象感想。全曲行きます!!
(個人的な意見なんで、ファンの方怒んないでくださいな)
「HURRY UP MODE」
声が若いっ!!
デビュー インディーズアルバム『HURRY UP MODE』曲。
今では想像出来ないほどの チャラチャラしたギターが印象的。
サビの部分の早口部分と軽快なリズムがイイ感じであるね。
あ~この作品は、87年だって・・・ホント20年以上前だね。
「SEXUAL×××××!」
まだまだ軽い!!
メジャーデビューアルバム『SEXUAL×××××!』曲。
前曲より、さらに軽いリズムと、チャラチャラギターが耳に残る。
BOOWYみたいなサウンドを目指していたんだろうかなぁ?
「PHYSICAL NEUROSE」
どんどん軽めのサウンドになっていく~~
ノリノリなサウンドでいかにも若手です。ってサウンドで、印象薄い。
ここまでは、ホントに軽めサウンド。
「JUST ONE MORE KISS」
おっ。演奏落ち着いたね。
誰もが知ってる、シングル曲。じっくり聴き始める前までは、BUCK-TICKと言えば、この曲!!だった。
あと、後で出てくる「ドレス」ね。
ようやく、ギターの音に変化が・・・ディストーションの効いた印象的なフレーズ。
ジャッジャッジャッと揃ったリズムが心地良い。
「スピード」
まだまだ若い印象。
バックで自由奔放に弾いているギターが印象的。
特有の電子音が聴こえ始めたねぇ(^^)
『女の子~男の子~』って歌詞は、郷ひろみ かと思うね。
「さくら」
ゆったりとしたバラード調。
どこか和風なギターソロが、カッコいい。
「JUPITER」
これも、スローテンポの曲。バックのシンセサイザー、コーラスが効果的で神聖な印象。
初めてCD入手したのが『狂った太陽』で、その中で、真っ先に気に入った曲
収録されているのは、シングル盤なのかな?なんとなくアレンジが異なるような・・・
気のせい?確認してみよう
「ANGELIC CONVERSATION」
バンドサウンドとして、一体感を感じる曲。
「ICONOCLASM」
ライヴのオープニング風エフェクト系。
『TABOO』ではなく、再録の『殺シノ調べ』のほうのアレンジ曲。
PENICILLINの初期曲「In the Kingdom of the Moonlight」を思い出してしまうが、
どう考えても、こちらの方が発表が先なんだね。
不思議な印象の曲。
「悪の華」
疾走感が文句なしにカッコいい。
LUNASEAの「MECHANICAL DANCE」は、この曲に影響されているらしい。
これも再録の『殺シノ調べ』からのもの。演奏しっかりどっしりしてて、好いね。
「ドレス」
あ~。。泣ける~。。
文句なしに一番好きな曲(の内の1曲)。
しっとりと物悲しくメロディは、いかにも星野曲。
学生時代に友人から、借りたCDシングルを何度も何度も聴いたよ。
一番最初に聴いた曲のため、特別な存在だね。
「鼓動」
前曲「ドレス」の頃からか、櫻井さんの声質?歌い方が変わったのか、より艶っぽく、色っぽく感じる。
緩やかに流れるような曲だが、盛り上がりに欠けるかなぁ。
「唄」
どっしりしたねぇ。。
ノイズ、ボーカルエフェクトが、印象的ではあるが、なんとなく地味なんだねぇ・・・
演奏が安定しているからそう感じるのか・・・
「キャンディ」
一転して、軽快なメジャー曲。
ノイジーなデジタル風ギターがいかにも。。って感じ。
印象的なフレーズ"テテテ テテテ~ テテテ テテテ~"が頭に残り、この曲も、結構好きだね。
「COSMOS」
アルバム『COSMOS』ラストを飾る曲でゆったりとした壮大な曲。
単純に壮大なだけでなく、ラストにノイズギターが混じって、独特。
アルバムの中でも、気に入っていた曲
「MY FUCKIN' VALENTINE」
なんだなんだ!!突然印象変わる。
アルバム『SEXY STREAM LINER』の中のある意味一番代表的な曲?
デジタル要素が一番出ていて、ピコピコ音と、ラップが、これって本当にBUCK-TICKと思わせる。
が、今聴くと、これも、BUCK-TICK音だと違和感無く普通に思っているのが不思議だね。
最初聴いたときは、びっくりした。
「ミウ」
これまた泣ける(T_T)
アルバム未収録のシングル曲ではないか?
「ドレス」風の、しっとりと物悲しい曲。
これも星野曲なんだろうね。すっごく好きな感じ。日本人的なメロディだね。
彼らの曲って、バックに色々な音が隠れて流れているのが多いのだけれど、これもそう。
と、ここまで、前半戦のDISC-1。
これだけでも、結構音楽性の変化 と言うか、成長がはっきりわかるよね。
とはいえ、BESTって、曲のピックアップに過ぎないので、やはり聴くならアルバムだよね。
初期の方のアルバムなんて、最近ほとんど聴いていなかったんで、久しぶりに聞いた曲が
新鮮だったりして・・・
全曲書くつもりが、1枚で力尽きた・・・orz
続きのDISC-2は、次回へ続く・・・
こんばんは。
サンプル版なんて、貴重なものを手に入れられましたね。
私は初めて聴いた時、「「ミウ」も前半に入っちゃうのかぁ〜」とBUCK-TICKの歴史に改めて感じ入ってしまいました。
これをリピート再生で聴いていると、1曲目に戻った時になんだかこっちが恥ずかしくなってしまう程、初々しいですもんね。
「JUPITER」で本格的BUCK-TICKファンになり、「鼓動」(のPV)であっちゃんLOVEとなった私としては、両方とも収録されていて嬉しいです。
どちらもシングル発売されているので、当然なのでしょうけど。
でも「JUPITER」は個人的に、『殺シノ調ベ』Ver.が好みです。
「ドレス」はシングル版、『d.t.d.』版、『bloody trinity mix』とある中で、最新の『bloody trinity mix』のアレンジが気に入っています。
これも名曲ですよね〜♪泣ける気持ち、分かります。
by 青苺シル子 (2008-02-10 01:16)
☆ 青苺シル子 さま
いつもお越しいただきありがとうございます。
彼らの20年の歴史というのはすごいですよね。
そして「JUPITER」の頃からのファンなんて、羨ましいですね。彼らの音楽を当初から同体験されているんですよね。いいなぁ・・・
僕なんて、まだまだ新参者。今回のBESTで、初めてアルバムver.とは異なったシングルver.を耳にした曲もありました。
「ドレス」の『bloody trinity mix』はまだ聴いていません。最近シングル再発されてモノですよね。これは、アルバムだけじゃなくって、シングルも全て聴きたくなってしまいましたよぉ~
by まちびとん (2008-02-11 03:03)