LUNA SEAの『EDEN』

９３年発売の３枚目のアルバム『EDEN』

EDEN

• アーティスト: LUNA SEA
• 出版社/メーカー: MCAビクター
• 発売日: 1993/04/21
• メディア: CD

これも初回盤が存在している。
パッとみて違うのは、CDの帯が紙でなく、透明なプラスチックになっている箇所。
ただそれだけの違い・・・これは『IMAGE』と同じ。
で、あとは全く違いがわからない・・・
どなたかご存知の方いらっしゃったら、コメントください　m(__)m

　↑これが初回盤。

　↑こっちが、通常盤。

上下比べても差はないね・・・

さて本作品。
全体的に明るい印象。
ポップだと評価されてる、全作品のなかで、一番メロディアスなアルバムなんだと思う。
RYUICHIの歌い方も躍動感があり、メリハリのある感じ。
（決して、現在を否定しているワケではないが）今のねちこい河村隆一嫌いでも、まったく違和感なし。
きっちり左右に振り分けられたギターの音色は美しく、
心地いい　クリーントーンとアルペジオ
切れのいい　リフ
前作以上に曲を彩るバイオリン
この２人の組み合わせは見事。
それを支えるリズム隊。

それぞれの曲は鮮やかで、メロディアス。冷たさよりも温かさを感じる。
それでいて、幻想的は世界感。

「JESUS」
　　暗めの出だしから、一転し明るいサビとなる曲。
　　疾走する曲中を刻むギター・ベースの音色はかっこいい。
　　ギターソロは、伸びやかで手数も少なく宇宙的、いかにもSUGIZO風。
「BELIEVE」
　　僕との出逢いの曲。記念すべき初シングル。
　　耳に残るサビは一番。メロディアスなサビの繰り返しはLUNA SEAの得意技。
　　綺麗なギターにバイオリンの音色が綺麗にからんでくる、一番好きな曲。
　　とにかくカッコよくもあり、切なくもある。１４年前の曲とは思えない。
「Rejuvenescence」
　　マイナー調のクリーントーンが印象的な曲。
　　今までにない感じの恋愛の歌詞がRYUICHIの心情変化なのか？
「RECALL」
　　名バラード。幻想的で浮遊感漂う曲。
　　「恋をする夢を見た」と、RYUICHIがしっとりと感情豊かに歌い上げる。
　　この曲は僕のお気に入りで、娘が生まれてから子守唄がわりによく口ずさんだものだ。
「ANUBIS」
　　スリリングな展開。左右に行ったり来たりするギターとベースとデジタルサウンドが怪しげ。
「LASTLY」
　　時をテーマとしてて、「左回りの時計」と言う歌詞が印象的。
　　前の曲と歌い方が対照的に変わって、高らかに歌い上げている曲。
　　別れの曲なんだろうけれど、寂しげな雰囲気。
　　何重にも重なるギターの音色、バックの効果音などが曲をドラマティックに仕上げている。コレも名曲。
「IN MY DREAM(WITH SHIVER)」
　　史上１・２を争うと思えるほど、ポップな曲ではあるが、
　　イントロのクリーンギター・曲中の歪んだギターとやはり彼ららしい。
　　こんなに明るい曲調なのに「明日はあるのか？」と問いかける歌詞は非常に暗い・・・
　　どうしてもプロモーションビデオで、RYUICHIがポンチョ姿でクルクル踊っているのが目に浮かんでしまう。
「STEAL」
　　跳ねるようなリズムが不思議な印象の曲。曲によって変えている歌い方はこの曲では重重しい感じ。
「LAMENTABLE」
　　前の曲から間髪なく繋がっている。うねったベースの音が特徴的。
「Providence」
　　３拍子のワルツ調とアコースティックなサウンドが特徴的な曲。
　　最初から最後まで奏でられているバイオリンの音色が曲をさらに美しく仕上げている。
　　こんな曲はロック系の他のバンドじゃあ出来ないだろう。と断言してもよい程素晴らしい曲。
「STAY」
　　明るくアップテンポで爆発力のある曲。前作『IMAGE』の「WISH」と雰囲気的には同等。
　　なぜか、ファンの中でもあまりこの曲の認知度が低く「WISH」の替わりになり得なかった。
　　前向きでいい歌詞なのにね。

「BELIEVE」から「IN MY DREAM」までの流れがいい感じ。
流れるようなメロディとそれにあわせた歌声が曲を引き立てている。
メロディの良さでいうなら、一番好きな作品である。
LUNA SEAに興味を持った人の入口にはちょうどいい作品。

 

タグ：LUNA SEA

コメント 1

通りすがりのものですー

EDENの初回は帯が透明というだけで
あとは通常と同じですよ♪
by ライ (2007-11-11 02:03)