LUNA SEAの『IMAGE』 [音楽 -LUNA SEA-]
今回は、９２年発売の２枚目のアルバムで、メジャーデビューアルバム『IMAGE』
- アーティスト: LUNA SEA
- 出版社/メーカー: ユニバーサル
- 発売日: 1992/05/21
- メディア: CD
これも初回盤が存在している。
パッと見で違うのは、CDの帯が紙でなく、透明なプラスチックになっている箇所。
ジャケットのデザインは一緒で、色合いが初回盤の方が青みがかっていると言う噂もあるが・・・
手持ちの通常盤と初回盤を比較しても 日焼けかなんかの経年劣化？くらいにしかわからない。
ので、真否は謎。
こっちが通常盤。
ＣＤ開いた中身。上が初回盤。ＣＤ本体の色が若干異なるような・・・？？
さて、本作。
RYUICHIの声は若々しく、前作に比べ表現力が増している。
通常の歌の途中に、高音あり、低音あり、シャウトあり と荒々しい。
前作で聞こえなかった低音は、きちんと響いている。
左右に振り分けられた音色の異なるギターサウンド。
曲を彩るバイオリンの流れるような旋律。
時には軽快に、時には重く響くリズム。
密室で作り上げたような緻密なサウンド。
冷たさと熱さの両方を持ち、ポップと、暗さを融合した独特の世界感。
「CALL FOR LOVE」
幻想的なサウンドで、次の曲になだれ込む前ひとときの安らぎを感じる。
「Dejavu」
シングルで発売されていないのが不思議なくらい有名な曲。
サビのインパクトは随一。｢あなたさえ～あなたまで～｣と言うあたりは、うちの娘も口ずさんでる。
激しさと美しさを持ったLUNA SEAらしい曲。
「MECHANICAL DANCE」
BUCK-TICKの有名な曲「悪の華」に影響されたと噂されている曲。
最初のギターリフ・疾走感は、共通したものを感じる。
この曲で咲くのは「幻の華」。流れるようなメロディが美しい。
「WALL」
全編をバイオリンが支配する、マイナー調でポップな曲
「Image」
軽快にザクザクと縦に刻むリズムの中で、流れるようなバイオリンの音色の
アンマッチが不思議な感じで耳に残る。
「SEARCH FOR REASON」
歪んだギター・歌い方・歌詞・どっしりしたリズム と全てが狂気を作り出している。
LUNA SEA裏の姿の原型ともいえる。迫力を感じる。
「IMITATION」
軽やかなアルペジオが心地いいが、歌詞は残酷。
B'zの｢BE THERE｣に似てると言えば似ている・・・
「VAMPIRE'S TALK」
搾り出すようなヴォーカルが耳に残る。この曲も狂気と暗さ。
「SYMPTOM」
疾走感とモダンなへヴィネス。あっという間に曲が終わり、次につながる。
「IN MIND」
引き続き、疾走感あふれる曲。サビは意外にメロディアス。
不思議なバランス感を持った曲。
「MOON」
前作では未完成で、今作で完成したと言われている。
イントロ部分が足され、歌詞が増えている。７分もあると思えない幻想的な曲。
ディレイのかかったギターの音色が美しい。
「WISH」
最初から最後まで、サビのような曲。
この曲の解放感・高揚感は素晴らしい。
Ｉ wish for・・・と全ての人に望みを与えてくれる。
ほとんどのLIVEの最後を飾ってきた美しい曲。
全体的に クリーントーン・ノイズ・バイオリン・メロディと綺麗にまとまった作品。
意味深な歌詞・意味不明な歌詞 とあるが、メロディの良さが耳に残った。
キチッと完成した美学を感じた。
タグ：LUNA SEA
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はじめまして。コメントありがとうございました。
このアルバムのベースは殆どコピーしました。
実家にCDがあるのですが、久しぶりに聴いてみたくなりました。
MOONの7分とか。ロックだと長めな曲でも、LUNA SEAは、楽曲に長さを感じない。不思議な魅力がありますね。LUNA SEAタイムマジックですよ。
by ハードロック芸人 (2007-09-19 22:44)
☆ ハードロック芸人 様
nice! ＆ コメント ありがとうございます。
楽曲をコピーするのって気持ちいいですよね。
僕はギターなのですが、とても無理でした・・・
LUNA SEAの長めな曲って沢山あるのに途中で飽きないのは、曲の魅力・構成の上手さなのでしょうかね。
月を眺めながらMOONが頭を流れます。
by まちびとん (2007-09-25 05:19)