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CD購入:PENICILLIN『九龍頭 -KOWLOON HEAD-』 [音楽 -V系-]



CD買ったので感想の会。
今回は邦楽ロック、ジャンルとしてはヴィジュアル系。
PENICILLIN(ペニシリン)
1992年結成で、これまで活動休止もせず動いているバンド。
知名度は高いが、ヒットに恵まれてない気がする
入手したのは、2019年発売の『九龍頭 -KOWLOON HEAD-』

PENICILLIN『九龍頭 -KOWLOON HEAD-』.jpg(PHY-19001)
1994年のデビューから真面目に、ほぼ毎年コンスタントにアルバムを発売してて、本作が24枚目。
と言っても、近年は、7曲程度が収録された、ミニアルバムが多いのであるが・・・

パッと聞くと、安定のPENICILLINの音なんだよね。
良くも悪くも安心のペニシリン印。
裏返りそうなハイトーンボーカルと、ザクザクカッティングと、ギュイーンって鳴るギター。
さて本作であるが、前作と比べると全体的にダークであるものの、疾走する曲が多くイイ感じ。
1曲目「九龍頭」は、中華風の音色を交えた、小曲。ジャケットの雰囲気を伝えている感じ。
2曲目「SEX」は、直球暴走曲。いい意味で勢いのみの曲。
3曲目「The pain song of the beast」は、哀愁メロディーの疾走曲。どこかで聴いた事のあるフレーズも聴けるペニシリン王道曲。
4曲目「砂漠のバシリスク」は、哀愁漂うザクザク進行の曲。これも、どこかで聴いた過去曲のテイストの匂い。
5曲目「Too young to die!」は、重厚でダンサブルな曲
6曲目「切り落とされた翼」は、パワーバラードとなるのか、哀愁漂うメロウで、バックの演奏は力強い。
と、全部で30分とあっという間

以前に比べて、HAKUEIさんのボーカルが、これでもかってくらいに裏返ることもなく、繊細なハイトーンが聴ける。
そんでもって、千聖さんのギターも特徴的で、ザクザクのバッキングと、ギュイ~ンとのアーミングを交えた伸びる音の多様でこれも特徴的。
あ~ペニシリンさんだわ、って安心してしまう。
曲は、メロディアスだし、疾走感もあるし、イイんだけれどな。

以前から記しているが、もっと評価されても良いと思うのだが・・・何が原因なのか?

LUNA SEA ほど 熱くない
ラルク ほど 煌びやかでない
GLAY ほど ポップでない
メロディアスさで言えば、GLAYより上なんだけどね・・・

何が足りないのか?
ロック好きには聴いてほしいな。
勿体ないなぁ~

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