SSブログ

CD購入:PENICILLIN『メガロマニアの翼』 [音楽 -邦楽-]


CD買ったので感想の会。
今回は邦楽ロック。
ジャンルとしてはヴィジュアル系。
最近買い漁っているお気に入りのバンドPENICILLIN(ペニシリン)
1992年結成で、これまで活動休止もせず動いているバンド。
入手したのは、2018年発売の『メガロマニアの翼』
PENICILLIN『メガロマニアの翼』.jpg(XNBG-10032)

1994年のデビューから真面目に、ほぼ毎年コンスタントにアルバムを発売してて、本作が23枚目。

今回の『メガロマニアの翼』は、『Lunatic Lover』(2016年)、『Lover's Melancholy』(2017年)に続いての収録曲が7曲程度のミニアルバム。

良くも悪くも安心のペニシリン印。
裏返りそうなハイトーンボーカルと、ザクザクカッティングと、ギュイーンって鳴るギター。

さて本作であるが、前作と比べると全体的にダークであるものの、疾走する曲が多くイイ感じ。
1曲目「鬼百合」は、物語の始まりを示すようなスローテンポでダークな雰囲気の前奏曲
2曲目「Lucifer ~光をもたらす者~」は、ミディアムテンポであるが、徐々に盛り上がる高揚感。
3曲目「道化師の溜め息」は、軽快でノリの良いアップテンポ曲。
4曲目「バイバイ」は、哀愁メロディーのミディアム曲。
5曲目「神風 ~North Field the World~」は、ダンサブルな縦ノリのパンク曲。ザクザクと攻撃的。
6曲目「WARNING」は、軽快な疾走ロック。ギターが攻撃的な感じ。
7曲目「銀河鉄道を諦めたあの頃の僕へ」は、一転して爽やかなポップ曲。名曲「Sincerely yours」を思い出した。

と、全部で30分とあっという間
やはりなんといっても アクの強いHAKUEIさんのボーカルであるが、
「ロマンス」の頃程に危険な感じで裏返ることもなく、繊細ハイトーンであるのみ。
どれもが、哀愁のロックで、和心満載。
千聖さんのギターも特徴的で、ザクザクとL.A.Metal髣髴の硬質のバッキングと、ギュイ~ンとのアーミング
この組み合わせが多い。

個性的な繊細ハイトーンボーカルと、ザクザク&ギュイーンのギターが、PENICILLINの安心印。

メロディアスだし、疾走感もあるし、イイんだけれどな。
もっと評価されてもイイんだけれどね。

以前にも書いたが、もうちょっとなんだな・・・

LUNA SEA ほど 熱くない
ラルク ほど 煌びやかでない
GLAY ほど ポップでない

何が足りないのか?





 ↓ アルバムちょっとずつ



ロック好きには聴いてほしいな。
勿体ないなぁ~

メガロマニアの翼(Type-A)

メガロマニアの翼(Type-A)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Blowgrow
  • 発売日: 2018/11/07
  • メディア: CD

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽