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CD購入:DANGER DANGER『COCKROACH』 [音楽 -洋楽-]


CD購入したので感想の回。
今回は洋楽ハードロック。
アメリカのハードロックバンド DANGER DANGER(デンジャー デンジャー)
入手したのは、2001年発売の3枚目となるべきであったアルバム『COCKROACH』
DANGERDANGER『cockroach』.jpg

このアルバムはちょっと変わってて、盤は2枚組で、
DISC1は、PAUL LAINE DISC2は、TED POLEY と記されている。

本来は、3枚目のアルバムとして、1993年に発売される予定であったが、
完成間近という時に、ボーカルの Ted Poley(テッド ポーリー)が解雇され、
これを不服としたテッドがバンドを相手取って訴訟を起こしたため発表が延期となった。
アルバムは新ボーカリストのPaul Laine(ポール レイン)を迎えて完成していたが、
発表が2001年となり、中身もそれぞれボーカルの異なる2枚のアルバムという変なものとなっている。

1枚目のPaul Laine盤の方が、1曲多いが、あとは、収録曲は同じで曲順が異なるだけ。
しっかり聞き比べた訳では無いが、おそらくボーカル以外の演奏は、同じ音源。異なるのは声だけね。
って事で、新旧のボーカルの聴き比べがアルバム一枚分できるというお得なもの。とってアンラッキーなものですが、おかげで2人のボーカリストを聴き比べるという楽しみ方ができるのはファンにとってはラッキーかも知れません。面白いのは、同じ曲でもテッド・ポーリーが歌うと1st、2ndの延長線上のハードポップに聴こえ、ポール・レインが歌うとよりハードロック的に聴こえること。それぞれの持ち味が出ていて、筆者としては両方とも好きです。

曲は、アメリカ特有の陰りの無いハードロック。
雰囲気はBON JOVI であるが、完全にWHITESNAKEの「IS THIS LOVE」もあったり。
Paul Laineの声の方は、深みのある渋い感じで
Ted Poleyの声の方は、軽めで抑揚のない感じ
バンドの曲調にはTedの方が合う感じだが、Paulの方が好きかな。
と、1枚で2度美味しい変わったアルバムでした。

Cockroach

Cockroach

  • アーティスト: Danger Danger
  • 出版社/メーカー: Low Dice
  • 発売日: 2010/06/05
  • メディア: CD


【個人的評価(好みによる加減含む)】
  ★★★☆☆ 佳作(3/5)

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