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CD購入:陰陽座『煌神羅刹』 [音楽 -邦楽-]


中古CD買いましたネタ。
今回は、邦楽ハードロック系。
陰陽座(おんみょうざ)
1999年結成の5人編成で
ヴィジュアル系ではなく、妖怪系ヘヴィメタルバンド となるバンド。

黒猫(くろねこ) という名の女性ヴォーカル
瞬火(またたび):ベース・ヴォーカル
招鬼(まねき):ギター
狩姦(かるかん):ギター
斗羅(とら):ドラムス

と何とも不思議なお名前の人々。
入手したのは、2002年発売の3枚目のアルバムで、メジャーデビュー作『煌神羅刹』
「こうじんらせつ」と読むそうな。
陰陽座『煌神羅刹』.jpg(KICS-927)

ツインギターで男女のツインボーカルという独特のスタイル。
JUDAS PRIESTの系譜を継ぐ英国風の叙情系正統派ハードロックの音に、
伸びやかな黒猫さんの女性ボーカルが絡んでくるもの。
ザクザクと疾走するギターリフと、哀愁のメロディーがとにかくカッコエエ。

まず、オープニングの「羅刹」は、哀愁ハードでツインリードが疾走する曲。
曲の途中の掛け声がデス系のメタルに思えちゃうのが残念であるが、曲に一気に引き込まれる。
2曲目「朧車」は、前半は完全に「ROSIER」アルペジオとザクザクリフのAメロと、キャッチーなサビと、スピーディーな展開。黒猫さんボーカルが伸びやかで心地よい。
3曲目「煌」は、男女ツインボーカルのハモりが光る疾走曲。重くも走るメタル曲。
4曲目「牛鬼祀り」は、スローテンポで重量系のメタル曲。神々しい雰囲気で展開されていく。
途中のアルペジオとか、ダイナミックな展開とかどことなく「GENESIS OF MIND」・・
5曲目「烏天狗」は、ツインリードが疾走する哀愁メロで、IRON MAIDEN風。
6曲目「陽炎忍法帖」は、軽快な疾走ポップ。曲中の掛け声が、イイのか悪いのか・・・
7曲目「月に叢雲花に風」は、哀愁ハードなのに、メロは民謡風でサビでいきなり突き抜ける感じで痛快な曲展開。和テイストの洋楽って感じね。
次は、組曲として8曲目と9曲目がセット。
その8曲目「組曲「黒塚」安達ヶ原」は、アコギに引っ張られる黒猫の歌声を聴かせるバラード。
途中から入ってくるバンドサウンドがダイナミックで心揺れる。
その後の曲の語りがサスペンスドラマ風でちょっと怖い。
続く9曲目「組曲「黒塚」鬼哭啾々」は、哀愁たっぷりの疾走メタル。半端なくカッコエエ。とにかくドラマティックで圧巻。
で、ラスト10曲目「おらびなはい」は、唯一のメジャー曲。別のバンドに思えてしまうお祭り風のハードロック。黒猫ヴォーカルもどこかアニメソングの歌声に聞こえてしまう。

と、あっという間の10曲。
(10曲全て感想書いてしまった・・・気に入った作品で無いと、こうやって書かないね)

伸びやかな女性ヴォーカルの力強さと美しさ。
哀愁メロを弾き出すハモリのツインリード。
どっしりしたリズム
英国の正統派ハードロックを思わす曲たち。
そんでもって、これの曲を英語歌詞を全く使わず、日本語のみで構成された歌詞で作られた独特の世界観。

とにかく圧巻。
この独特の世界観に引き込まれてしまいます。

曲の所々で、LUNA SEA に似た印象を受ける部分があるんだけれどね・・・

とにかく気に入った。
他のアルバムも要チェックだね。



煌神羅刹

煌神羅刹

  • アーティスト: 瞬火,黒猫(陰陽座)
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2002/01/10
  • メディア: CD


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