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CD購入:D'ERLANGER『LAZZARO』 [音楽 -邦楽-]


中古CD買いましたネタを続けます。
今回は、邦楽ハードロック。
D'ERLANGER(デランジェ)
1989年に1st『LA VIE EN ROSE』、1990年に2nd『BASILISK』を発売し、あっという間に解散したバンド。
その当時のメンバーは、
kyo:ボーカル
CIPHER(瀧川一郎):ギター
SEELA:ベース
Tetsu(菊地哲):ドラム
の4人。

バンド解散後、
kyo は、現ラルクのYUKIHIRO ら共に、Die In Cries を結成~解散。その後 BUG
CIPHER は、瀧川一郎として、Body、CRAZE
Tetsu は、ZI:KILL(現ラルクのYUKIHIROがZI:KILLを脱退した後任)、Body、CRAZE
と、それぞれハードロック系のバンドで活躍していた。
それぞれのバンドは同時結構好きだったため、何枚かCD持ってる。。

で、2007年に再結成。
今回入手したのは、その再結成第一弾(通産3枚目)のアルバム『LAZZARO』である。
D'ERLANGER『LAZZARO』.jpg(CTCR-14525)
(CDジャケット表かと思ったが、どうやらこちらは裏面らしい)

lazzaro_.jpg


1曲目「Kain」は、おどろおどろしく暗いイントロ。どこか森深くの教会に迷い込んだ感じ。
2曲目「dummy blue」は、うねるリズムに、重く刻み込むギターが走る、疾走グラムメタルでナカナカカッコエエ。突き抜けるサビも良い。
3曲目「XXX for YOU」も、疾走系であるが、リズム音がとにかくどっしり。妖しさプンプン。
4曲目「BABY I WANT YOU」は、ミディアム系ハード。kyoのボーカルがとにかく妖艶。かすれ気味ハイトーンがイイ感じ。
5曲目「Divina Commedia」は、ギターが流麗なメロディーラインを奏でる曲。曲調は演歌的。
6曲目「Beauty & Beast」も、疾走系なのだが、とにかくリズムが重いので、突っ走る戦車といった雰囲気。
7曲目「Romeo & Juliet」は、はじめてのミディアムテンポ。「ちゅるちゅっちゅっ」って歌詞が変。雰囲気はダーク。
8曲目「ALONE」は、前半が透明メロディアス系で、後半は哀愁ハード系に変わるが、メロディアスでカッコいい。秀逸。
9曲目「月光」は、どっしりリズムに、メロディアスなサビ。重く暗い曲。
10曲目「MARIA」も、重く暗く妖艶。楽器隊のインストセッションがガッツリ曲の中に溶け込んでいる。
11曲目「NOIR -C’est la vie」は、どろり~とした妖しいスロー曲。決してバラードではない。
12曲目「NOIR -D’amour」は、疾走曲で、楽器隊がひと塊の音となって、突進する感じ。
13曲目「Abel」は、簡易なインスト。中世欧風の雰囲気で幕を閉じる。

と、ナカナカカッコエエ音。
上の曲紹介の部分で何度も書いたが、まずは、リズム隊の一体感が安心をくれる。重く響くのだが、グランジ系ではなく、パキッと潔い感じ。ドラムはとにかく手数が多く、ドコドコ感がハンパナイ。
そして、哀愁のボーカル。大人の色気を纏ったかすれ声がこれまたヨロシイ。
全体としては、ヘビーな Die In Cries かな。

17年ぶりに復活の老舗バンドという雰囲気は全くない。
1990年代の雰囲気をもった、現代風のメタルという感じ。
文句なしにカッコいいと思った。

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という事で、個人的評価
★★★★★
重低音リズムに、重く刻むギター。これに絡まる哀愁ボーカル&メロディーがイイ
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LAZZARO

LAZZARO

  • アーティスト: D’ERLANGER,KYO,CIPHER
  • 出版社/メーカー: カッティング・エッジ
  • 発売日: 2007/03/14
  • メディア: CD

タグ:D'ERLANGER
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