BUCK-TICKのアルバム『ONE LIFE, ONE DEATH』 [音楽 -BUCK-TICK-]
今聴いているのは、『ONE LIFE, ONE DEATH』
BUCK-TICKの 2000年発売の11枚目のアルバム。
ディスコ調の曲で始まり、インダストリアル系の曲が続いて、
ゴリゴリ走る曲、ポップな曲、バンドのどっしりした曲と、それぞれが独特の世界。
相変わらず多様なんだけど、これがBUCK-TICK的 と いったところか?
この中で気にいった曲をピックアップ。
「Baby,I want you.」
前作よりもデジタル爆発の1曲目。この疾走感は病みつきになりそう
歌詞カードは「Baby,I want you.」になってて、
CDケースの裏面は「Baby,I wan't you.」になっているのは誤植?
「GLAMOROUS」
メジャーなポップ感とデジタルの融合した いかにも的な曲。
この解放感・ダイナミックな演奏がカッコいい。
「細胞具ドリー:ソラミミ:PHANTOM」
タイトルからして意味不明??奇想天外な4曲目。
心地よい疾走感と奇想天外な感じと不思議な歌詞
どっしりしたバンドサウンドが、パンクな曲さえもロックにしている。
ドリー ってクローン羊のことなんだろうね。1匹・2匹って数えてるもんね?
「カイン」
印象的はサビの曲。独特の暗さの中にメロディアスさが引き立つ曲。
気だるさ感と、しっとり感との微妙なバランスが気持ちいい。
再び歌詞に羊が出てくる。
「女神」
「JUPTER」「ドレス」を思わす星野さんの耽美的なバラード。
毎回アルバムに数曲入っている彼の曲のうちの大好きなパターン。
彼のこういった曲が、1つのアクセントとなり、全体を引き締めているように感じる。
「RHAPSODY」
ゆったりと流れる美しい曲。
「FLAME」
最後を飾る、美しいバラード。ギター綺麗な音色が耳に残る、壮大な雰囲気の曲。
しっとりと心に染み渡ってくる。
前半はデジタル調でテンポ良く、後半はバンドサウンドの素晴らしさが耳に残る。
メロディが綺麗で、音もクリア。クリーンなギターの音色が美しく響く。
へヴィな曲とミディアム・スローな曲とバランスが良くって、
アルバムのラストまで、飽きることなくあっという間の時間。
前からアルバムのラストは、バラード調の静かな曲となっているが、
今作も同様。2曲連続でしっとりと聞かせ、泣かせるもの。いい感じ。
これは、LUNA SEAで歌うRYUICHIが唄ってもはまりそうな曲だね。(低音の声質は似ている様に思えるよ)
全体的にデジタルとバンドが上手く溶けあっている。
解放感に満ち、かつ 変幻自在BUCK-TICKの世界を楽しむなら、コレはお勧めの一枚。
今までで、一番気に入ったかも・・・
『COSMOS』『darker than darkness』『悪の華』『TABOO』と好きなアルバムの中に追加vv
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