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CD購入:LUNA SEA SELF COVER ALBUM『STYLE』 [音楽 -LUNA SEA-]


LUNA SEAの4thアルバム『MOTHER』&5thアルバム『STYLE』
この2作が全曲フルリテイクのセルフカバーアルバムとして再びリリースされた。

購入したのは、SLAVE限定盤であり、アルバムに加えて、5月に開催された『THE BEST OF LUNA SEA 2023』公演のライヴ映像と音源と写真集にTシャツが付いた豪華盤。
Tシャツなどのオマケは不要であるが、映像や音源はも必須アイテムね。

LUNA SEA『STYLE』selfcover.jpg(AVZ1-63525-6/B)

今回は『STYLE』
オリジナルは、1996年4月発売で、リアルタイムで聴いた。

ということで、『STYLE 2023ver』を聴いた感想です。

1曲目「WITH LOVE」
優しいメロディーのスローバラード
ブツブツと入るノイズに続くRYUICHIの濃厚な声にドキッする。
原曲はザラっとした触感であるが、こちらは優しさが増した感じで、
SUGIZOのギターソロなどギター音が丸みのある音となっている。
ノイズとクリア音のバランスで成り立つ曲であるが、ベースとドラムの音も含めて空間が広がった感じ。

2曲目「G.」
熱量に満ちた疾走曲
個々の楽器の音が野太くなり、塊となっている感じ。
原曲の方が、細く鋭く突きさす感じで、こちらは、ハンマーで殴られる感じ。
INORAN側の味付けが若干異なっているのと、SUGIZOのピッキングハーモニクスの音が目立つのが違うくらいで、原曲に忠実なのに体感温度が明らかに上がった感じ。
まさに脈拍はREDに。

3曲目「HURT」
ずっしり響く重低音曲
原曲はINORANのバッキングがメインで大きく聞こえているのだが、
ベース&ドラムスがメインで、ギターが味付に変わってる。
RYUICHIの声が深みを増しているし、Jの「3,2,1,BREAK」が明瞭になってる。
SUGIZOのギターソロが、原曲はXのような2本の掛け合いであったが、1本で構成されてて、これが明確に変わってる。個人的には、原曲の方が好きかな。
曲としては、棘が無くなり重みが増した感じ。

4曲目「RA-SE-N」
リズムがループする機械的な変拍子曲
原曲より若干ゆったりか?
ボーカルの位置が近くて、耳のそばで歌っているような錯覚。
ギターソロにがっつりディレイがかかって、2本のギターに聞こえることと、
ドラムの存在感が大きくなったことが明確な点。
アレンジは変わっていないが、楽器の配置で、情念の濃さが増した感じになった。

5曲目「LUV U」
ミドルテンポの哀愁の重低音曲
原曲で目立っていたベースがさらに目立つ感じで、
曲中に徐々に加わってくる両ギターが控えめになり、アウトロもシンプル。
濃密になったが、浮遊感も増した不思議な感じ

6曲目「FOREVER & EVER」
10分を超える壮大なバラード
ドラムが前面に出て来ることでどっしり感が増し、今まで控えめに聞こえてきたアルペジオも大きくなった。
あと、Jの独説が明確に聞き取れる。
深みとか大人の色気が加わった感じ

7曲目「1999」
アップテンポな攻撃的な曲
原曲よりもさらに狂おしく掻き鳴らされるギター
シンプルになったが、密度は上がった感じ

8曲目「END OF SORROW」
哀愁漂うメロディアスハード曲
原曲よりも若干ゆっくりになった?
INORANのアルペジオの音像がよりクッキリしているくらいで、
演奏もアレンジもほとんど変わっていないのではないかな。
未だ色褪せず輝く感じ

9曲目「DESIRE」
無機質なキメとタメが心地よい疾走曲
演奏もアレンジもほとんど変わっていないように感じるが、個々の楽器の音像がクリアになっている気がする。
「Shadows of my LUV」って部分にエコー
キレが増した感じ。

10曲目「IN SILENCE」
開放的で爽やかな曲
SUGIZO側のギターのエコーがキラキラ感が無くなって丸みを帯びたこと、
INORAN側のアコギが生っぽさ増したというが目の前で鳴っている感じなのね。
曲中を自由に飛び回るギターと、どっしりとしたリズム隊の対比がより明確になった。
浮遊感を目の前で聴いている感じ

11曲目「SELVES」
原曲は冷たく淡々と進行する密室系なスロウ曲。
最もイメージが変わった曲
原曲は密室の中の静謐な感じであったが、もっと開放的な空間に出てしまった感じ。
スティックのリズムと、ベースが淡々と鳴り響く中で、
ギターの音色が綺麗に鳴り響き、全体的にドラマティックに仕上がっている。
フーってコーラスであったり、後半部分のギターアレンジが新しい。
静けさの中に優しさがブレンドした感じ。

という事で、あっという間の11曲
オリジナルが 61:01 であり、本作が 62:17 と、2分ほど増えている

どの曲も、原曲のアレンジをそのままであったのが好印象であるが、
そんな中でも、50代となった円熟味というか優しさ埋め込んだ新しい作品となっている。

「MOTHER」よりもRYUICHIの歌い方がよりダイレクトに感じた。
といっても、明らかに変わったのが、新たなビブラートであり、これが何とも心を揺らすのね。
SUGIZOのギターは、曲によっては、より研ぎ澄まされ、曲によっては丸みを帯びた感じとなり、
INORANの音は、優しさを帯びた感じ。
リズム隊の音がより前面に出ているのが、Steve Lillywhiteの手腕なのか?
個々の楽器の音がクリアでありながらも、バンドとしての一体感を感じる音に新鮮さと驚きを感じる。

ダークで緻密なイメージのあった『STYLE』であるが、優しさが加わった感じが有るな。
やはりカッコエエ。
こちらも必ずヘッドホンで大音量で、じっくりしっかり聞くのが礼儀かな。

いやぁ~濃厚でした。感想長くてすみません。。

STYLE (ALBUM(スマプラ対応))

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  • 発売日: 2023/11/29
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