CD紹介@Yngwie Malmsteen [音楽]
最近めっきり、洋楽モードなボクです。
さて今回買ったのは、ハードロック早弾ギタリスト Yngwie Malmsteen(イングヴェイ・マルムスティーン)の作品。
スウェーデン出身の彼は、北欧の透明感あふれる音楽と、クラシックを基本とした様式美と呼ばれる音楽を取り入れたハードロック主体の音楽の中を曲中を所狭しと、ギターの早弾を聞かせるギタリストなのである。
わがままで、傲慢な性格は有名で、バンドとしてボーカルは3作以上同じ人が続く事はなく、コロコロと歌い手が交替し、それによって作品ごとに作風が異なる印象を受ける。
そんな彼の今までの作品を ちょこっと簡単に紹介。
1984年のソロデビュー作『Rising Force』、1985年の『Marching Out』
ヴォーカルは Jeff Scott Soto(ジェフ・スコット・ソート)
骨太の声とメロディアスな曲がちょっとミスマッチではあるが、ロック調でカッコいい印象を受ける。ギターは自由奔放に弾いている印象。
1986年の『Trilogy』
ヴォーカルは Mark Boals(マーク・ボールズ)
メロディアスかつちょっとポップになった曲に、ハイトーンで力強いヴォーカルが上手くマッチした作品で、聴きやすい。相変わらず、ギターは弾きまくり。
1988年の『Odyssey』
ヴォーカルに 元RAINBOWの Joe Lynn Turner(ジョー・リン・ターナー) を迎えた4作目。この辺りからリアルタイム体験。
伸びやかでいて、ちょっとハスキーでソウルフルな歌声で、前作以上にキャッチーでポップで、判りやすい曲が多く 非常に聴きやすい。
オープニングの「Rising Force」の疾走感&緊張感、ポップな「Heaven Tonight」など秀曲が並ぶ。
ギタープレイは若干控えめとなり歌を生かしたものとなっている。
これ良く聴いたなぁ~
1990年の『Eclipse』、1992年の『FIRE & ICE』
ヴォーカルは元MADISON~JOHN NORUM BAND の Goran Edman(ヨラン・エドマン)
北欧出身のヴォーカルになったためか、哀愁メロディ炸裂の作品。
前作の「Rising Force」同様にアルバム中に収まる疾走曲が数曲収録されるようになり、「Motherless Child」「No Mercy」「Forever Is A Long Time」などはホント名曲。
ギターはクラシカルな早弾きが目立つものの適度に控えめで、上手くまとまったアルバム。
1994年の『THE SEVENTH SIGN』、1995年の『MAGNUM OPUS』
ヴォーカルは、元LOUDNESSの Michael Vescera(マイク・ヴェセーラ)
力強く伸びやかな歌声は、Yngwieのギターに良くマッチしていていい感じ。
疾走曲「Never Die」は名曲。パワーバラード、ポップ、スロー曲と多様な曲にも柔軟に歌いこなして文句無し。
Yngwieのギターも前ヴォーカル時代に比べて弾きまくり。
弾きまくるギターに負けないヴォーカルとのバランスが取れたいい作品である。
1997年の『FACING THE ANIMAL』
ヴォーカルは、北欧出身 元SWEDISH EROTICA~TREATの Mats Leven(マッツ・レヴィン)
前作のマイク・ヴェセーラが、イングヴェイの奥さんとの不倫が、ご主人様にばれたのが原因で 残念ながら首になってしまった とか・・・
ヴォーカル、曲、ギタープレイと、なんとなく以前の作品をコンパクトにまとめたような感じで、なんだか地味。
哀愁帯びた曲もあるが、インパクト小だね。
1999年の『ALCHEMY』、2000年の『WAR TO END ALL WARS』

- アーティスト: イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース,イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 1999/09/17
- メディア: CD

- アーティスト: イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース,イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2000/11/22
- メディア: CD
ヴォーカルは、3作目の『Trilogy』時代のMark Boals(マーク・ボールズ)
低音から高音まで綺麗に響くヴォーカルと、クラシカルな曲がマッチしてカッコいいんだが・・・
以前の名曲「Never Die」にそっくりな曲があったり、どこかで聴いたようなフレーズが出てくるため、ネタ切れが心配される。
ギターは再び弾きまくりのスタイルとなり、インストも増える。
全体的には様式美あふれる作品でいいんだけれど、もう少し曲にインパクトが欲しい所である。
・・・と、ここまでは ほとんどリアルタイムに聴いていたんだけれど、生活環境の変化によって、洋楽メタルは遠ざかっていたんだよね。
ホント良く聴いていたなぁ~
こうやって振り返って簡単に聞くだけでも、サビやギターソロなんかすぐに思い出すね。(似たものも多いけど・・)。
にしても、アルバムのジャケットはイマイチだよね。
本人の顔のアップ写真ばかりでは つまらない。もう少し工夫すればいいのにね・・・
個人的に好きなのは、マイク・ヴェセーラ時代か、マーク・ボールズ時代
『THE SEVENTH SIGN』『ALCHEMY』『WAR TO END ALL WARS』『Odyssey』の順に好きかな。
疾走曲「Never Die」
躍動感あふれる「RISING FORCE」
様式美と呼ばれるクラシックを基本とした曲調、スリリングな疾走曲にメロディアスな曲、早弾ギターのカッコよさ、などなど色々合わさって、好きな音楽でした。
で・・・今回久しぶりに、Yngwieのアルバムを手にしたんだ。
その感想を書こうと思ったんだけれど、今までの感想を簡単に書いただけで、こんなに長文になってしまったため、ちょっと疲れました(*^_^*)
続きは次回にします。
最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
Yngwie Malmsteen。ギター上手ね~!
YouTubeの2曲はボーカルが違うから全然別のバンドって
かんじがしますね。
by しろうさぎ (2009-06-24 02:05)
ジャケットはあまり良くないですね^^;
かなりの出たがりなのかなw
by bigbang (2009-06-24 02:38)
ギターの巧さは凄くわかるんですが
バンド?ボーカルに恵まれないのか
Big Hitのイメージが無いですねw
MSGとかぶるからかなヾ(´▽`;)ゝ
by nano (2009-06-24 04:01)
こんにちわ☆
ギターいいですね~♪
自分も上手く出来ませんが頑張ってます!!
by qoo2qoo (2009-06-24 16:36)
ボク今度のライブで、Rising Forceのベースを弾きます。
※ギターじゃないです。
ボクのバンドのギターの人は、イングヴェイが大好きで、本物みたく弾き倒します♪
by ハードロック芸人 (2009-06-24 20:55)
★ ご訪問・nice!・コメントありがとうございます m(__)m
☆ しろうさぎ さま
YouTube映像まで見ていただき恐縮ですm(__)m
おっしゃるとおり、彼の作品は結構ヴォーカルで印象替わるんですよね。
曲の雰囲気は似ていても違った感じですね。人選は大事ですね。。
☆ bigbang さま
出たがりなのか、デザイン料を節約しているのか、気にしていないのか・・・
☆ nano さま
あそこもヴォーカルコロコロ替わりますね。
ギタリストって我がまま??
キチッとバンド形態とればもう少し売れるのでは・・・とも思うのですが。。
☆ qoo2qoo さま
さすがですね。以前にもコメントでギター練習中とありましたね。
努力は報われます。継続は力なり。
ボクも真似しなくっちゃ・・・
☆ ハードロック芸人 さま
すごい~すご過ぎです。
あの曲のベースもナカナカすごいと思うのですが・・・
いいなぁ~カッコいいなぁ~
さすがに見に行けないので、ライブの映像期待していますね。。
by まちびとん (2009-06-26 05:01)