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CD紹介@Yngwie Malmsteen [音楽]

最近めっきり、洋楽モードなボクです。
さて今回買ったのは、ハードロック早弾ギタリスト Yngwie Malmsteen(イングヴェイ・マルムスティーン)の作品。
スウェーデン出身の彼は、北欧の透明感あふれる音楽と、クラシックを基本とした様式美と呼ばれる音楽を取り入れたハードロック主体の音楽の中を曲中を所狭しと、ギターの早弾を聞かせるギタリストなのである。

わがままで、傲慢な性格は有名で、バンドとしてボーカルは3作以上同じ人が続く事はなく、コロコロと歌い手が交替し、それによって作品ごとに作風が異なる印象を受ける。

そんな彼の今までの作品を ちょこっと簡単に紹介。

1984年のソロデビュー作『Rising Force』、1985年の『Marching Out』

ライジング・フォース

ライジング・フォース

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2006/08/30
  • メディア: CD

マーチング・アウト

マーチング・アウト

  • アーティスト: イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2002/08/21
  • メディア: CD

 ヴォーカルは Jeff Scott Soto(ジェフ・スコット・ソート)
 骨太の声とメロディアスな曲がちょっとミスマッチではあるが、ロック調でカッコいい印象を受ける。ギターは自由奔放に弾いている印象。


1986年の『Trilogy』

トリロジー

トリロジー

  • アーティスト: イングヴェイ・J・マルムスティーン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2006/08/30
  • メディア: CD

 ヴォーカルは Mark Boals(マーク・ボールズ)
 メロディアスかつちょっとポップになった曲に、ハイトーンで力強いヴォーカルが上手くマッチした作品で、聴きやすい。相変わらず、ギターは弾きまくり。


1988年の『Odyssey』

オデッセイ

オデッセイ

  • アーティスト: イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2002/08/21
  • メディア: CD

 ヴォーカルに 元RAINBOWの Joe Lynn Turner(ジョー・リン・ターナー) を迎えた4作目。この辺りからリアルタイム体験。
 伸びやかでいて、ちょっとハスキーでソウルフルな歌声で、前作以上にキャッチーでポップで、判りやすい曲が多く 非常に聴きやすい。
 オープニングの「Rising Force」の疾走感&緊張感、ポップな「Heaven Tonight」など秀曲が並ぶ。
 ギタープレイは若干控えめとなり歌を生かしたものとなっている。
 これ良く聴いたなぁ~


1990年の『Eclipse』、1992年の『FIRE & ICE』

エクリプス

エクリプス

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2002/08/21
  • メディア: CD

Fire & Ice

Fire & Ice

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Elektra
  • 発売日: 1998/06/30
  • メディア: CD

 ヴォーカルは元MADISON~JOHN NORUM BAND の Goran Edman(ヨラン・エドマン)
 北欧出身のヴォーカルになったためか、哀愁メロディ炸裂の作品。
 前作の「Rising Force」同様にアルバム中に収まる疾走曲が数曲収録されるようになり、「Motherless Child」「No Mercy」「Forever Is A Long Time」などはホント名曲。
 ギターはクラシカルな早弾きが目立つものの適度に控えめで、上手くまとまったアルバム。


1994年の『THE SEVENTH SIGN』、1995年の『MAGNUM OPUS』

セヴンス・サイン

セヴンス・サイン

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1994/02/18
  • メディア: CD

マグナム・オーパス

マグナム・オーパス

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1995/06/21
  • メディア: CD

 ヴォーカルは、元LOUDNESSの Michael Vescera(マイク・ヴェセーラ)
 力強く伸びやかな歌声は、Yngwieのギターに良くマッチしていていい感じ。
 疾走曲「Never Die」は名曲。パワーバラード、ポップ、スロー曲と多様な曲にも柔軟に歌いこなして文句無し。
 Yngwieのギターも前ヴォーカル時代に比べて弾きまくり。
 弾きまくるギターに負けないヴォーカルとのバランスが取れたいい作品である。


1997年の『FACING THE ANIMAL』

フェイシング・ジ・アニマル

フェイシング・ジ・アニマル

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1997/09/03
  • メディア: CD

 ヴォーカルは、北欧出身 元SWEDISH EROTICA~TREATの Mats Leven(マッツ・レヴィン)
 前作のマイク・ヴェセーラが、イングヴェイの奥さんとの不倫が、ご主人様にばれたのが原因で 残念ながら首になってしまった とか・・・
 ヴォーカル、曲、ギタープレイと、なんとなく以前の作品をコンパクトにまとめたような感じで、なんだか地味。
 哀愁帯びた曲もあるが、インパクト小だね。


1999年の『ALCHEMY』、2000年の『WAR TO END ALL WARS』

アルケミー

アルケミー

  • アーティスト: イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース,イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 1999/09/17
  • メディア: CD

ウォー・トゥ・エンド・オール・ウォーズ

ウォー・トゥ・エンド・オール・ウォーズ

  • アーティスト: イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース,イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2000/11/22
  • メディア: CD

 ヴォーカルは、3作目の『Trilogy』時代のMark Boals(マーク・ボールズ)
 低音から高音まで綺麗に響くヴォーカルと、クラシカルな曲がマッチしてカッコいいんだが・・・
 以前の名曲「Never Die」にそっくりな曲があったり、どこかで聴いたようなフレーズが出てくるため、ネタ切れが心配される。
 ギターは再び弾きまくりのスタイルとなり、インストも増える。
 全体的には様式美あふれる作品でいいんだけれど、もう少し曲にインパクトが欲しい所である。
 



・・・と、ここまでは ほとんどリアルタイムに聴いていたんだけれど、生活環境の変化によって、洋楽メタルは遠ざかっていたんだよね。

ホント良く聴いていたなぁ~
こうやって振り返って簡単に聞くだけでも、サビやギターソロなんかすぐに思い出すね。(似たものも多いけど・・)。

にしても、アルバムのジャケットはイマイチだよね。
本人の顔のアップ写真ばかりでは つまらない。もう少し工夫すればいいのにね・・・

個人的に好きなのは、マイク・ヴェセーラ時代か、マーク・ボールズ時代
『THE SEVENTH SIGN』『ALCHEMY』『WAR TO END ALL WARS』『Odyssey』の順に好きかな。
疾走曲「Never Die」

躍動感あふれる「RISING FORCE」

様式美と呼ばれるクラシックを基本とした曲調、スリリングな疾走曲にメロディアスな曲、早弾ギターのカッコよさ、などなど色々合わさって、好きな音楽でした。


で・・・今回久しぶりに、Yngwieのアルバムを手にしたんだ。

その感想を書こうと思ったんだけれど、今までの感想を簡単に書いただけで、こんなに長文になってしまったため、ちょっと疲れました(*^_^*)
続きは次回にします。


最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m


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コメント 6

しろうさぎ

Yngwie Malmsteen。ギター上手ね~!
YouTubeの2曲はボーカルが違うから全然別のバンドって
かんじがしますね。

by しろうさぎ (2009-06-24 02:05) 

bigbang

ジャケットはあまり良くないですね^^;
かなりの出たがりなのかなw
by bigbang (2009-06-24 02:38) 

nano

ギターの巧さは凄くわかるんですが
バンド?ボーカルに恵まれないのか
Big Hitのイメージが無いですねw
MSGとかぶるからかなヾ(´▽`;)ゝ
by nano (2009-06-24 04:01) 

qoo2qoo

こんにちわ☆
ギターいいですね~♪
自分も上手く出来ませんが頑張ってます!!
by qoo2qoo (2009-06-24 16:36) 

ハードロック芸人

ボク今度のライブで、Rising Forceのベースを弾きます。
※ギターじゃないです。

ボクのバンドのギターの人は、イングヴェイが大好きで、本物みたく弾き倒します♪
by ハードロック芸人 (2009-06-24 20:55) 

まちびとん

★ ご訪問・nice!・コメントありがとうございます m(__)m

☆ しろうさぎ さま
YouTube映像まで見ていただき恐縮ですm(__)m
おっしゃるとおり、彼の作品は結構ヴォーカルで印象替わるんですよね。
曲の雰囲気は似ていても違った感じですね。人選は大事ですね。。

☆ bigbang さま
出たがりなのか、デザイン料を節約しているのか、気にしていないのか・・・

☆ nano さま
あそこもヴォーカルコロコロ替わりますね。
ギタリストって我がまま??
キチッとバンド形態とればもう少し売れるのでは・・・とも思うのですが。。

☆ qoo2qoo さま
さすがですね。以前にもコメントでギター練習中とありましたね。
努力は報われます。継続は力なり。
ボクも真似しなくっちゃ・・・

☆ ハードロック芸人 さま
すごい~すご過ぎです。
あの曲のベースもナカナカすごいと思うのですが・・・
いいなぁ~カッコいいなぁ~
さすがに見に行けないので、ライブの映像期待していますね。。

by まちびとん (2009-06-26 05:01) 

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