昨日の日記で、『ブログテーマ設定機能』が追加になっていたと記したけれど、更にもう少し改良が加わっていた。

それが、『テーマ別ブログランキング掲載開始のお知らせ』とあって、
http://blog-wn.blog.so-net.ne.jp/2009-02-26 
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テーマ別ブログランキングの掲載を開始いたしました。

テーマ別ブログランキングは、共通テーマ別にブログ単位のランキングを掲載。
各テーマ毎、上位25ブログは画面キャプチャ付きで掲載されるので、ランキングに入ると、
そのテーマに興味のある人からの注目度がアップするようになってる。
また、ブログのサイドバー「プロフィール」に設定したブログテーマのリンクが表示され、
ランキング25位以内のブログにはランキング順位も表示される。
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なんだと。
昨日ボクのblogの共通テーマを「音楽」に設定したら、なんと今日の画面表示がこんなの。

6位だよ。すげぇ・・・いやいや、、、ありえないよね・・・
って言うか、まだ登録している人が少ないから、こういった高順位になるんだろうね。
へぇ~。
この順位表示、余計なお世話だよ!! と思うような気もするけれどね。。

さてさて、どうなる??

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閑話休題

先週発売のBUCK-TICKの新作アルバム『mement mori』
先日の日記でも、先行シングルの紹介をしたんだけれど、とうとうアルバムなのである。
彼らにとって、16枚目のアルバム。

memento mori(初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN Inc.(BMG)(M)
  • 発売日: 2009/02/18
  • メディア: CD

気に入ってしまって、先週から、ずっとこのアルバムばかり聴いているんだよね。

ブロ友であり、BUCK-TICK歴○○年の先輩の 青苺シル子さんの記事にもあるように、
『いいです!!一聴の価値あり。』って感想に同感なのであります。

ドクロのジャケットは、もう少し工夫があれば良かった様に思うけど・・・
初心者にも聴きやすい内容となっている様に感じるこのアルバム。なんだ。

青苺シル子さんの記事には、『細かい感想は、敢えて書きません。』とあるけれど、
ボクは、曲紹介やっちゃいますね(^^ゞ

「真っ赤な夜」
  オープニング1曲目はギター炸裂のスピードチューン。この疾走感、高揚感は文句なしに
  カッコええ。
  昔のシングル曲を彷彿させる曲で、これが今回のシングル「HEAVEN」のB面・・・で、
  そのカップリング曲を1曲目に配置するなんて懐大きいね。
  それにしても、若い!! そして、バンドとしての一体感がスゴイね。
「Les Enfants Terribles」
  2曲目は、今井節変幻ロック。縦ノリのザクザク刻む鋭いギターが印象的。この曲も攻撃的。
「GALAXY」
  シングルカットされたポップ曲。今にも駆け出していくような若々しさと、輝きが40歳代の
  バンドとは思えない曲。
  それでいて、色んな音が散りばめられている。この曲、すっごく耳に残るんだよなぁ~。
「アンブレラ」
  体をくねらせて踊れるような不思議なリズムがクセになる、厚いギターの音が印象的な曲。
  アップテンポでアダルトな雰囲気を持っており、BUCK-TICK特有の音を感じる。
「勝手にしやがれ」
  サビの感じは、まさに沢田研二の雰囲気。ちょっと ひねくれたポップ曲。
  バックのキーボードの音がオシャレな味付けとなっている。
「Coyote」
  ゆったりしたロックバラードで、情感を込めた歌声に胸を打たれる。
  コヨーテの名の通り、荒野の寂寥感を感じる曲。星野曲かと思ったが、今井曲だった。
「Message」
  名曲「ミウ」を思わせる、美しいバラードの名曲。歌詞が切なく、しっとりとした雰囲気。
  こちらが星野曲。この曲はイイぞぉ~。BUCK-TICK番『泣ける歌』であるね。
「Memento mori」
  前半最後?後半最初?を飾る曲で、民族音楽的要素(沖縄風とも)を含んだダンス調の曲。
  「うぉ~うぉうぉ♪うぉうぉ うぉうぉ♪」と どこかの民族風の不思議な掛け声と、
  伸びやかな民謡風のサビがクセになる曲。
  このサビは何 言っているんだか聴きとれなくって、歌詞カード見ると、意外な節回しなんだと
  気づく。
「Jonathan Jet-Coaster」
  ふたたび、攻撃開始の曲。ガ~っと疾走するリフと、解放感のサビは気持ちいいね。
「スズメバチ」
  ダンサブルでちょっとひねくれたポップ曲。これもBUCK-TICKならでは なんだよなぁ・・・
「Lullaby-III」
  名盤『十三階は月光』収録の曲間インスト曲「Lullaby II」のメロディを利用して、
  ロック調に作り変えた曲。
  じっとりと暗い演奏の中を、ギラリと輝く主旋律が美しい。
  アルバムの中で浮く事なく収まっているゴシック風曲。
「MOTEL 13」
  気だるそうに色っぽく歌う櫻井氏のボーカルが印象的な退廃的な曲。
「セレナーデ -愛しのアンブレラ-」
  力を抜いた軽快ポップ曲。のんびりとした曲調はアルバム中でヨイ息抜きとなっている。
「天使は誰だ」
  ギターの小気味いいカッティング と、流れるような暗いメロディと妙に明るいサビが印象的。
  「嘆きのリボルバー」って歌詞は、前作の延長か?
「HEAVEN」
  普通に聴くと、ゆったりとしたミディアム曲なんだけれど、この配置で じっくり聴く事で印象は
  変わる。
  このシングル曲を最後に配置したのは正解。
  愛を持って全てを優しく包みこんでくれるような印象となり、エンディングにふさわしい曲となる。
  A面、B面とあるなら、A面最後の「Message」と対を成す雰囲気であるね。
  リピートで聴くと、次は疾走チューンの「真っ赤な夜」となり、シングルの流れが味わえる。
  
何回か聴いた後で、改めて歌詞カード見ながら曲を追うと、え~こんな事歌っているんだ~ と驚くこと多いね。文字遊びとか、さらっと歌っている部分にしっかり文字が散りばめられていたり・・・
やはり、独特の世界観だね。

あっと言う間の1時間。

初回盤に付属のDVDは、レコーディングの風景を10分程度収録したもの。
マイクに向かって、声を振り絞り、魂をも しぼり出すように 歌う櫻井氏。(横顔は小栗旬に見えてしまったm(__)m)
全体をコントロールするように厳しい眼差しの、今井氏。
冷静沈着な 星野氏(なんとなく豊川悦司風だよね)
淡々と演奏する U-TA&アニイ
貴重なレコーディングシーンが見られたよ。
  
・・・とすごく簡単な印象を記しました。

全編を通して感じるのは、瑞々しいハードロック。
疾走曲、ダンサブルな曲、ひねくれポップ曲と、いろいろな曲調があるんだけれど、どれもがBUCK-TICK風。
これがアルバムとして1つにまとまっているんだから不思議。なんだけれど
聴けば聴くほど はまってしまう作品。

今まで聴いた事のなかった人にも、お勧め出来る作品だね。
興味のある人は、まずは AmazonのCD紹介欄から試聴が出来るので、ドウゾ。