先月発売された、LUNA SEAのギタリスト INORAN のソロアルバム。
本作が6枚目となるんだけれど、キチンと新品買いましたよ。

INORANって、LUNA SEAのギター担当で、向かって左側に立っている人。
Xに加入したのが、、もう片方のギタリストのSUGIZOで、彼に比べると派手さに欠けけど、
一歩引いた立場でクールにいる印象の人の方ね。
見た目的には、けっこうイケてて、V6の岡田君に似ているとか・・・(ファンの方怒らないでください。)

前作『apocalypse』
http://shiningbrightly.blog.so-net.ne.jp/2008-12-19
は、けっこう暗めのトーンで地味な印象があったんだよね。

で、今回の『Watercolor』
CD型番:KIZC-63/4

Watercolor(DVD付)

  • アーティスト: INORAN
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2010/03/10
  • メディア: CD


ジャケット写真は、水に浮遊する女性で、なんだかSHINEの頃のLUNASEA作品みたい。
さてさて、このアルバム、なかなかイイっす。

1曲目「Azure」は恒例のイントロのインスト。
 遠くから響いてくるクリーントーンのギターの音色は夜明けを想像させる。
2曲目「Calling down」は、なんとも物悲しいメロディーのミディアムテンポ曲。
3曲目「時化」は、INORAN風のハードロック。ディストーション音と、突き抜けるサビが印象的。
4曲目「サヨナラ」は、切なくも美しいメロディーが際立つイイ曲。
5曲目「Daylight」は、どこか「gravity」を想い起こさせるスローでメロディアスな曲。
 サビがなんとも言えず、いいんだよね~
6曲目「Baies」は、軽快ポップ曲なんだけれど、どこかで完全に明るくなりきれない不思議さがある。
7曲目「蒼茫」は、ピアノ主体のインスト曲。
 official site を訪れた時に出迎えてくれるのがこの曲。CDで初めて聞いたときには、あっ!! っとチョット驚いたね。
8曲目「see you」は、切ないスローバラード。歌唱力も文句なく、全く違和感無し。
9曲目「tender」も、インスト。物悲しい雰囲気を漂わせているキーボード曲。
10曲目「I'll be there」は、以前にネットで公開されていたもので、アコースティックバラード。
 この曲も、サビがとても印層的。みんなで一緒に合唱するような感じで、「Love Song」的かな。

と、あっという間の10曲40分。
メロディー重視と言うか、キレイ目な曲が多くて、ボク的には満足。
INORAN独特の音世界ってあって、不思議な 暖かさ、冷たさ、優しさを曲の中に感じられるんだよね。
なんだろね・・・
この音クセになるんだよね~

RYUICHIが歌っていなくっても、これだけ独特の世界を作り出しているんで、INORANソロとしては、これはこれでイイのかなと思ってしまう。
LUNA SEA として、この個性がまた生かされ、さらに他のメンバーの色が加わって凄い音を創り出してくれればそれに越した事は無いのだけれど、こういったソロ作品に、出会えることでもけっこう楽しいんだよね。

この一曲、聴いてみてくださいな。


こういった曲に、癒されています。。