またまた、中古CD屋さんで、珍しいCDを発見。
1998年に亡くなったhideさんのベストCD(シングルコレクション?)
『SINGLES ~Junk Story~』の初回仕様盤。

hide SINGLES~Junk Story(限定盤)

  • アーティスト: hide,Yukinojo Mori
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • 発売日: 2002/07/24
  • メディア: CD

彼が今までに発売した作品は、シングル沢山だけれど、
アルバムは、1994年の『HIDE YOUR FACE』
1996年の『PSYENCE』、1998年の『Ja,Zoo』のみ、
外人さんとのバンド zilch ってあるけれど、それは別物。

で、3枚しかアルバム発売していないのに、ベストアルバムは、
2000年『hide BEST -PSYCHOMMUNITY-』
2002年『SINGLES ~Junk Story~』
2004年『KING OF PSYBORG ROCK STAR』
2009年『We Love hide -The Best in The World-』と、4枚も出ているんだよね。
シングル集だとか、ファン投票で選んだとか、未発表曲収録とか・・・
なんだか、CD会社側の儲け話にしか感じないけど・・・

オリジナルの3枚は既に持っているので、必要ないかとも思ったんだけれど、
このベストアルバムには、アルバムに収録されておらず、未発表となっていた
「In Motion」「Junk Story」の2曲を収録。
これをCDで聴かなくっちゃ・・ってのが理由で購入。

さてさて、hideさんといえば、X JAPAN のギタリスト。
ボク的には、ギタープレイがどうのこうのと、詳しくは語るほどではないんだけれど、
彼の作った曲は好きだったね。
X JAPANでは「Miscast」「SCARS」と、カッコよかったね。

ソロ作品でも印象は同じで、ギタープレイがスゴイ って言うよりも、感じるのは曲のよさ。
疾走曲は、気持ち良くって、
ポップな曲でも、単純でなくってちょっとひねくれた感じ。

後に、インダストリアル系と呼ばれるような音楽もあって、
ハードロックと ポップと デジタルとが 上手くまとまった感じ。
音楽的には洋楽風でいて、デジタルと生音とをウマく融合したロック。
BUCK-TICKほど、デジタルと分離していなくって、一味違った音世界
メロディアスなポップ と 超重量級のヘヴィ・ロック とが1つにまとまっていた。
彼の歌声・歌い方も、曲によって意識的なのか?デジタルっぽく感じるものあるよね。

書き始めると、長くなりますね(^^ゞ
個人的に好きな曲はこちら、


で、今回聞いた、未発表曲の2作。
どちらも、似たような感じの曲で、アップテンポな開放系の軽快ロック。
「In Motion」のほうが、メロディアスかな。

ただ、hide作品にしては、出来は普通だね・・・

お蔵入りしそうな曲を、出してきましたって印象が強いね。

ベストアルバムの乱発にしても、未発表の蔵出しにしても、
本人は望んでいないんだろうのになぁ~

などと、思ってしまうね。

マイケルにしても、ZARDにしても、川村カオリにしても・・・
同じなのかな??