聴いているのは BUCK-TICK の最新アルバム『天使のリボルバー』
2007年発売の15枚目。
前作『十三階は月光』
前々作『Mona Lisa OVERDRIVE』と買い逃したままになっていて、
順番に聴く予定だったんだが・・・
中々、初回盤が入手出来ないんだ(T_T) (それぞれ特典映像付き)
で、結局我慢の限界・・・・
事前に予約購入していた本作品が聴きたくなってしまって、先に聞いてしまった(^^ゞ
全体を通した感想は。ロック!!
全くデジタル効果音の要素はなく、どっしりしたバンドサウンド。
これはいい。
色っぽい歌声と、不思議な歌詞と、ザクザクと特有の音で刻むギターと、安定したリズム
すべてがBUCK-TICKそのもの。
気に入ったのは、
2「RENDEZVOUS~ランデヴー~」
恥ずかしいくらい直球の歌詞で『心から ありがとう』の部分が開放的で気持ち良い。
3「モンタージュ」
テンポのいい軽快な曲で、『イエイ! イエイ!』 というノリが若々しい。40代のバンドとは思えない。
前曲に続いてバンドのコーラスが効果的でライヴ感を感じる。
4「リリィ」
軽快なリズムで心地よい。色っぽい歌い方と、レトロなギターサウンドとダイナミックなリズムサウンドがカッコいい。
6「CREAM SODA」
この変な曲は、明らかに今井曲だと思ったのに・・・星野さんなんて驚き。
『CREAM SODA』なのか『狂いそうだ』なのか・・・本当の意味で、いかれた歌
7「RAIN」
しっとりした曲でメロディアス。歌い方は艶っぽい
8「BEAST」
疾走感と相変わらずのエロい歌詞はBUCK-TICK特有。なんとなく古臭いギターサウンドもいい感じ。
10「Snow white」
イカにも星野曲。メロディアスで美しい。曲中のバイオリンも効果的で、一瞬SUGIZOかと思ってしまった・・・
11「スパイダー」
1曲目でもいいと思うくらい開放的で疾走感に満ちた曲。
12「Alice in Wonder Underground」
シングル曲で不思議なテンポの曲。最初聴いたときはなんとも思わなかったのに、
聴いているうちに自然と馴染んでしまって、今ではずっと サビのメロディが頭の中をぐるぐるしてる。
13「REVOLVER」
最後の曲だのに思いっきり疾走曲。あれっつ?今までスローな曲だったのに。と不意を付かれる。
ビシッとアルバムの最後をまとめ上げる印象的な曲ではある。
と、これが進化し続けるBUCK-TICKの最新型。
全く飾りのないバンドサウンドには好感が持てる。
ただ、最初と最後の曲の女性ボーカルは不要だったでは・・・と感じる。
ハード・スロー・疾走系と、いろんなタイプの曲があって、それが一枚のアルバムとして
まとまっていて、どれもが独特な世界観を作っている。
特典DVDの中の隠し映像からは、PVとは違った、バンドの生の姿が見られて嬉しい。。
これで40代なんて、カッコいいよね。