先日BSフジにて放送されていた、河村隆一の100曲ライヴ
『河村隆一 at 武道館  “限界のその先へ”100の物語~終章(エピローグ)』
録画していたものをようやく見ることが出来た。

このライブが行われたのは、5月3日。
本来の予定は、3月13日であったのだが、東日本大震災の影響で延期されたもの。
8時間以内に、100曲歌えばギネス記録達成であり、持ち歌全てを歌うと話題になったライヴであった。

そんなライブの様子が、2時間番組としてコンパクトにまとめてあった。
ライブは、2時間公演を3セットで構成。

まずは、第一部
オープニングは「ORANGE」で1997年ソロとして発売したミニアルバムから意外な選曲。
この第一部は、1997年の『Cranberry Soda』『LOVE』、2004年の『VANILLA』の
初期作品中心の構成。

放送では、全ての曲がそれぞれ、サビの部分を中心に30秒ずつくらい流れていた。

1曲5分で、100曲だから・・・500分->8時間??
ってことは、曲はフルで歌わないものもあるのかな?

100曲歌うってことは考えているのかどうなのか・・・
認識させないくらい、最初っからフルスロットル。
思いっきり歌っていて、声もよく伸びていた。
(髪はサラサラ)

でもって、第二部
2007年の『ORANGE』、2009年の『ピアノ』、2002年の『人間失格』中心の構成。
(ちょっぴりパーマ)
聴かせる曲、スローな曲が多く、大きく優雅に歌う場面多し。
喉は全く元気そうだったな。
自身でピアノ弾きながら歌っている曲もあって、ちょっとびっくりした。
途中に洋楽カバー『THE VOICE』からの選曲もあった。

でもって、第三部
2001年の『深愛』、2010年の『Sora』中心の構成。
(ちょっとびっくり、ちりちりパーマ)
ここは、緩急交じった構成。
アップテンポで軽快な曲も多く、喉には負担少ないかな。
TVで見る限りは、最後まで声もほとんど かすれる事もなく。最後まで歌っていたぞ。
ラストの曲「深愛」では、武道館であるにもかかわらず、出だし部分をノーマイクで歌った。

後ろ席まで届いたのかな?

とにかく、パワフル。
見た目は疲れている様子だったが、声は出ていた。
さすが。。

結局、ライヴは7時間で、104曲を歌いきった。
最後まで、ずっと河村隆一だったね。

こうやって、河村の曲をまとめて聴くと、意外に沢山のバリエーションがあるんだと感じた。
バラードにしても、軽快ポップにしても、雰囲気は似ていても、メロ部分や、サビ部分と似たようなもの無いんだよね。
ZARDなどは、メロ部分が似通っていて、サビも似たものばかりとか言われていたけどね・・・

とにかく、良質の曲を歌ってくれているんだよ云うことが再確認できたかな。
TVでは、2時間放送でありながらも、演奏された104曲全て流してくれたことにびっくり。
それぞれの曲は、短くって、フルに流れたものは「深愛」くらい。
けど、こういった、通常ライブDVDを買わなくっちゃ見られないものが見られるのって幸せ。

彼の挑戦する様子が見られて良かったな。
これが、LUNA SEA 100曲なら、個人的にはもっと嬉しいのだけれどね。。
サスガに、「ROSIER」のような激しい曲を100曲は歌えないだろうね・・・