お久しぶりね。 のパソコトラブル対応の話。

今日の困ったチャンは、うちの妹。
『パソコン起動させたら真っ青な画面が出て、英語でなにやら沢山メッセージが出ている』
とのこと。

出ました!!
恐怖のブルー画面。

この画面は誰も見たくありませんね・・・

この画面に出逢ったら、まず行うのは、
・Safe-Modeでの起動。
・前回正常起動時の構成で起動。
と行います。

これでも直らない場合は・・・・
あきらめますか??

このブルー画面が出ても、いくつかのパターンの場合は、修復できることがあるのです。

今回は、XPの場合。(Win2000でもほぼ同じ対応です)

ブルー画面が出る場合って、
1.ハードディスクが論理的に壊れた。
2.ハードディスクが物理的に壊れた。
3.マザーボード、メモリなどが壊れた。

と、大まかに区分できます。
2、3の場合は、修理するしかありませんが、1の場合は、自分である程度修理可能なのです。


ちなみに今回は画面に
unmountable boot volume
とのメッセージが表示されていました。
こんな場合は・・・確実に修復できるのです。。


ここで、修理に利用するのが、『回復コンソール』
これは、起動しなくなったWindowsを修復する為のツールで、WindowsのOSのCDまたは、Microsoftのサイトから、起動用のFDを作ることで、起動できます。

この『回復コンソール』を起動させて、使うのは、3種類のコマンド。

その1
fixboot
これは、Windowsの起動部分のファイルが破損していて、Windowsが起動できない場合の対応として有効です。これにより、破損したファイルが修復され、起動できる場合があります。

その2
fixmbr
これは、マスターブートレコード(mbr)の破損により、Windows起動できない場合の修復を行ってくれます。

その3
chkdsk
ご存知、チェックディスク。
ディスク上の不良箇所を修復してくれます。不良部分が、Windowsの大切な場所であった場合これで無事起動できるようになることが多々あります。

これが、3種の神器。
それぞれ、コマンドラインで、

fixboot
fixmbr
chkdsk /r

と実行しましょう。
これでも、直らない場合は・・・ううむ。。。ディスクの交換でしょうかね。。残念ですが・・・

今回の妹の事象は、この3つのコマンドで、復旧しました。
チェックディスクにやたらと時間がかかりましたが、
チェックディスク終了後に『エラーを修復しました。』のメッセージが出ていたからね。。

いやぁ、良かった良かった。。

ただ、コマンド実行に関しては、自己責任の下でお願いしますね。
言われたとおりにやったら、更に悪化した なんていわれて、責任取れって言われても・・・

そんな訳で、知っておくと便利な情報でした。
(macの人には無用な話でしたね・・・)

では、またお会いしましょう。。