今回の読書感想は、
ご存知、お笑いコンビ 麒麟の田村 の書いた自叙伝・・・貧乏話の本。

ホームレス中学生

  • 作者: 麒麟・田村裕
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2007/08/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

気になったので、思わず手にとり、読んでしまいました。

あらすじとしては、田村の父の、事業失敗だか?会社をくびになった事?により、一家は破産。
田村が帰宅したときには、家財が差し押さえられている。
そこに、帰宅してきた父の驚くべき 一言『解散』
これにより、一家(兄・姉・本人)は、ホームレスとなってしまう。
そんな中、強く・たくましく 生きていく話。

ベストセラーでもあり、映画化もされ、かなり有名な話となってしまっている内容。

この本で、味わったのは

・家族の温かみ
・味の向こう側

家族を放り出した父 からではなく、先に他界してしまった母、そして兄姉。
ここから ホッコリとしたぬくもりを感じた。

それと、空腹を紛らわすため、満腹感を感じるためと、お米を何百回も咀嚼する事で、
今までには感じられなかった、お米のふわっとした甘さが感じられたと言う事実。
一口のご飯で、10分も噛んでいると、口の中からお米が消えかかった頃に
”ふわっとした甘さ”が感じられるんだと!!


この『味に向こう側』と名づけられた味を体験したい!!

とのことで、夕食時に、実際に試してみた。