中古CD買いましたネタ。
今回は、LUNA SEA のギタリスト INORAN のソロ作品。
手持ちにないアイテムを、中古屋さんで見かけたので、迷わず購入したもの。
2008年発売の『Shadow』
CDの帯に ”Voiceless Work Album” と書かれているとおりで、10曲中9曲がインスト曲。
LUNA SEA から離れたINORAN のソロアルバムはこれまでに聴いた感じだと、どんどんロック色が強まってきており、1997年の1stソロ作品で感じられていたアンビエント感満載の音色からはどんどんかけ離れていっていた印象であった。
が、今回のアルバム『Shadow』は、インストアルバムであり、メロディーラインを生かしたもの。
打ち込みのドラムをバックに、空間に広がるようなアンビエント系の音色と、ループ。
ロック色は薄れており、1stソロ作あたりの静けさと優しさを感じる曲が満載である。
夜明け前の静けさ って感じのインスト曲。
ラストの「Journey」のみ女性ボーカル入りであるが、これは前のアルバムから「千年花」のアレンジ曲。
こちらも悪くない。
ロックではなく、クリーントーンのINORANの原点回帰的な作品だと思う。
インパクトは無く、前提的に地味目なアルバムだと思うが、
INORANのセンスが感じられて良いと思うな。
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という事で、個人的評価
★★★★☆
アンビエントと癒し。INORANの一面を的確に示した名盤
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