中古CD買いましたネタは、昨日に引き続き、EVANESCENCE(エヴァネッセンス)
アメリカのメタルバンド。
女性ヴォーカル Amy Lynn Lee(エイミー・リー)と、ギタリスト Ben Moody(ベン・ムーディー)を中心に1998年に結成されたバンドというのか、当時は二人だったらしい。
2003年発売のメジャーデビューアルバム『FALLEN』が、全世界で大ヒット。
http://shiningbrightly.blog.so-net.ne.jp/2011-12-31
2006年発売の2ndアルバム『The Open door』
http://shiningbrightly.blog.so-net.ne.jp/2014-02-10
でもって、今回入手したのは、2011年発売の3rdアルバム『EVANESCENCE』
前作で、バンド結成時のメンバーであり、ソングライティングの片腕であったギタリストのBen Moody が脱退しており、新たなギタリストとなるTerry Balsamo(テリー・バルサモ)に交替していたが、
本作では、デビューアルバム『FALLEN』時からの、いわばオリジナルメンバーである、セカンドギタリスト John LeCompt(ジョン・ルコンプ)、ベース Will Boyd(ウィル・ボイド)、ドラムス Rocky Gray(ロッキー・グレイ)が脱退、解雇により、ギター Troy McLawhorn(トロイ・マクローホーン)、ベース Tim McCord(ティム・マッコード)、ドラムス Will Hunt(ウィル・ハント) に交代し、オリジナルメンバーは、Amyのみとなってしまっている。いわば独裁状態?
1st『FALLEN』は、ダークで冷たい印象のゴシックメタルとの印象。
2nd『The Open door』は、暗さ冷たさの中に、美しさと重さを加えた感じのドラマティックメタル。
で、本作なのだが、Amyの歌唱力は、さらに成長し、今まで以上に伸びやかでパワフル。
バックの演奏も、ギターなど地味でほとんど目立たないんだがバンドとしての一体感を感じる。
前2作で感じたゴシック感というのか、重さ暗さは影を潜め、メロディー中心の曲。
より判りやすくなったキャッチーなメロディーに、深く力強い歌声と、暗く重いリズムが乗る。
ピアノによる適度な味付けと、クラシック風のテイストも混じり、今までのEVANESCENCEサウンドを作り上げている感じがするが、叙情的でダークというゴシック個性が薄まった。
前作で感じた、似たような雰囲気の曲が多くって・・・というのは若干解消された感もある。
相変わらず、ギターソロあったっけ?となる程だが。。
全体的に曲も短く、1曲が3~4分で、13曲入りで52分と非常にコンパクト。
個性が薄まったとは記したが、Amyのヴォーカルはやはり圧巻。
独特の妖艶なへヴィメタルである。
メロディアスハード
ドラマティック