今回購入した、中古CDは、FORCEFIELD(フォースフィールド)
1986年頃結成されたバンド(ユニット?)で、イアン・ギラン・バンドのギターであった
RAY FENWICK(レイ・フェンウィック)が中心のバンドであるが、話題の中心は彼ではなく、
ドラムを担当している COZY POWELL(コージー・パウエル)
洋楽ハードロック好きな人に、知らない人はいないほど有名なドラマーで、存在感抜群の超重量音を叩き出す人である。
残念ながら、ちょっと前に交通事故でこの世を去っていますが・・・

そんな、FORCEFIELD
偶然にも、中古CD屋さんで発見。
1st『FORCEFIELD』 2nd『THE TALISMAN』
(CD型番:P33P-20118、P32P-20186)

1st『FORCEFIELD』は、全12曲中、8曲がカバー曲。
DEEP PURPLEの「SMOKE ON THE WATER」に始まり、KINKSの「SET ME FREE」「YOU REALLY GOT ME」、CREAMの「WHITE ROOM」「SUNSHINE OF YOUR LOVE」、LED ZEPPELINの「WHOLE LOTTA LOVE」など超有名曲が並ぶ。
曲中にドラムソロもあるものもあるんだけれど、アレンジ的には普通かな。
有名曲のカバーが多いため、残りのオリジナル曲が凄く地味に聞こえるのは残念。
ボーカルは、PETE PRESCOTT(ピート・プレスコット)なる人で、全く知らないが・・・クセの無い普通の歌声である。
アルバム中目立つのはやはりコージーのドラム。
ドコドコ、ドンバン と、独特の太い音が聴ける。

で、
2nd『THE TALISMAN』
こちらには、ボーカルとして、BLACK SABBATH(ブラック・サバス)でも歌っていたことのある
TONY MARTIN(トニー・マーティン)が参加。
彼の伸びやかでいて、透明感のある歌声によって、非常に聴き応えのある物となっている。
インスト3曲を含む全11曲。
今回は DEEP PURPLEの「BLACK NIGHT」「STRANGE KIND OF WOMAN」がカバーされている。
バラード調でしっとりと歌を聞かす曲、ドラムソロが延々と続く曲とあるが、全体的には、ハードロックというよりは、落ち着き目のアダルトロック路線。
ただ、ボーカルと、ドラムの存在感が、全体をハードロックっぽく感じさせている感がある。

と、2枚のアルバムでした。
CDの背の部分には、バンド名として、英語表記があって普通に FORCEFIELD と書いてあるのに、
反対の背の部分は コージー・パウエル(フォースフィールド) とカナ表記。
なぜか、コージーの名前の方が前面に出ているのは仕方ないのか・・・

ここで紹介した、ドラマーのコージー 30秒間だけドウゾ。。


渡り鳥として有名で、同じバンドに長い間在籍したことが無く、色々なバンドに参加している
そのため、彼がドラムを叩くバンドが多く、反対に沢山の音源があるんだね。

有名なところでは
JEFF BECK GROUP
RAINBOW『RISING』『LONG LIVE ROCK 'N' ROLL』『DOWN TO EARTH』
MICHAEL SCHENKER GROUP『M.S.G.』
WHITESNAKE『SLIDE IT IN』
CINDERELLA『LONG COLD WINTER』
GARY MOORE『AFTER THE WAR』
BLACK SABBATH『HEADLESS CROSS』『TYR』『FORBIDDEN』
Yngwie Malmsteen『FACING THE ANIMAL』

最後の Yngwie Malmsteen のバンドに参加したって聞いたときはビックリしたね。
でもって、Yngwieのアルバムでありながらも、そこでも独特の ズドンドン って音が聴けるので
ナカナカです。。

コージーがドラムを叩く Yngwie の曲ですが、PVに彼は登場しません・・・