先日CDを入手した Yngwie Malmsteen(イングヴェイ・マルムスティーン)
昨日の記事で Yngwie Malmsteen に関して、今まで聴いてきた感想を簡単に紹介しました。
http://shiningbrightly.blog.so-net.ne.jp/2009-06-24

昨日の記事で長々と書きましたが、ようやく本題です。
今回入手したのは。
2002年発売の『Attack!!』、2005年発売の『UNLEASH THE FURY』


やっぱ、ジャケットには工夫が見られませんが・・・

アタック

  • アーティスト: イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2002/09/04
  • メディア: CD

アンリーシュ・ザ・フューリー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2005/02/23
  • メディア: CD

ヴォーカルは前作から交替し、今作からは元再結成RainbowのDougie White(ドゥギー・ホワイト)
野太くって、伸びの無いヴォーカルで、地味な印象なんだよね。

まず『Attack!!』
出だしから3曲連続で普通のミドルテンポの曲が続く為、掴みが弱い。
4曲目の「SHIP OF FOOLS」を始め、クラシックを基調としたロック曲が数曲。
「ATTACK!!」の疾走感。
「BAROOQUE & ROLL」は、ギターとキーボードが上手く掛け合ったインスト曲。
で、再び平坦な曲でテンションが下がってしまう・・・
「FREEDOM ISNT FREE」はYngwie本人のボーカル、彼のがなり声は聞きづらい・・・
泣きのインスト「MAJESTIC BLUE」
メロディアスな「IN THE NAME OF GOD」「TOUCH THE SKY」
どこかで聴いた事のあるような「IRON CRAD」

全体的には メロディアスな曲、泣きの曲、疾走曲とあっていい感じなのだが、全体的に小粒。
平坦な曲が何曲かあるのが残念。16曲も収録せずにイイ曲だけに絞って、もう少し音質がよければ良かったのにね。

お次は『UNLEASH THE FURY』
オープニングの「LOCKED & LOADED」はJUDAS PRIESTを髣髴させるヘヴィーリフの秀曲。
続く「REVOLUTION」はサビが印象的。
メロディアスな「CROWN OF THORNS」
疾走曲の「BEUTY AND A BEAST」など、聴き所多い作品。
こちらは全部で18曲。それぞれの曲が3~4分とコンパクトなので長すぎ感はないのだが、曲を絞ったほうが途中ダレなくっていいかな。
ラストの「RUSSIAN ROULETTE」「UNLEASH THE FURY」が全体を引き締めてくれる。

どこかで聴いた事のあるようなギターのフレーズも沢山あるのだけれど、これはまぁ同じギタリストが10年以上演奏しているので、仕方ない事かな・・・

このフレーズは、前のこの曲の同じだ!! とか、この曲は以前のこの曲の焼き直しだ!!
などと考えないで聴けると、アルバムそれぞれは新鮮でいいかもね。

だらだら書いたけど、一般的なハードロック作品のレベルは軽く超えています。
独特の早弾ギターはサスガとしか言いよう無いからね。
今回のヴォーカルは歴代から見ると2番目に地味・・・

昨年は発売された最新アルバムでは、再びヴォーカルが替わっているようです
(やはり、3作連続で同じヴォーカルは続かないのは鉄則らしい・・・)

これまたチェックしなくっちゃね。