まず、DISC-01 (シングルとして発売された曲を順番に収録)
「BELIEVE」 (Single Ver:イントロが入っている)
初めてLUNASEA聴いた曲。
耳に残るサビは印象的。綺麗なギターにバイオリンの音色が上手く交わる、一番好きな曲。
メロディアスでいて、切ない曲。15年前の曲とは思えない。
「IN MY DREAM(WITH SHIVER)」 (Single Ver:後半にギターの音が追加されている)
非常にポップな曲だけれど、クリーンギターと 歪んだギターとの対比が彼ららしい。
明るい曲調なのに「明日はあるのか?」と問いかける歌詞はネガティブ。
「ROSIER」 (Album Ver:ラストがきちっと演奏で終わる)
誰もが知っているであろう、疾走感と、強烈なパンチ力を持った 彼らの代表曲。
全力のドラムと、重低音で地を這うようなベース、昇りきるようなギターソロと
曲全体を支配する緊張感。
単純にカッコいいと言ってしまうには、もったいない曲。完璧!!
「TRUE BLUE」
縦乗りリズムが、ビシッと決まる演奏と、一瞬の空白音。
シンプルなのにカッコいい曲。
「MOTHER」
しっとりとした壮大なバラード。バイオリンのソロや、アコギのリズムに癒される曲。
「DESIRE」
LUNA SEAならではの、キメ・タメがビシッと決まっている疾走曲。
一瞬の無音部分が鳥肌もの。
「END OF SORROW」
哀愁漂うアップテンポ曲。
シンプルな構成ながら、バンドとして一体感は抜群。
「IN SILENCE」
開放的で爽やかな曲。
イントロの幾重に重なるギターの音色とアコギが何とも言えない幻想的な空間を創り出している。
「STORM」
歌い方が甘い系に変わってしまったためか、よりポップに感じてしまう曲。
バンドとしての一体感はあるんだけれど・・・今一歩。
「SHINE」
”今以上すべてが輝けばいいね”と訴えかける、ポップな曲。
超前向きなメッセージと、明るい曲調と、メンバー全員のコーラスに驚いた。
「I for You」
「ROSIER」と同じくらい有名な曲。
切ないメロディと どっしりしたバンドサウンドが イイ感じで心温まる曲。
「gravity」
前曲同様に切ないメロディ+どっしりサウンドなのに、なぜか冷たい印象。
「TONIGHT」
単純なリズム、単調なテンポなのに、嵐のような疾走し、最後まで緊張感が続く曲。
若手バンドのような勢いを感じる。
「LOVE SONG」
終幕発表と同時に発売されたバラード。
”逢いたい時はこの歌を抱き締めて”歌いかけるメロディは寂しさを感じる。
後半の”ラララ~”は余韻を残すためなのか・・・余分にも思えるが・・・
心機一転
DISC-02 (アルバム内の代表曲、ライヴでの人気曲を中心に、ライヴでの演奏順っぽく配列されている)
「LOVELESS」 (MOTHER 収録)
美しいメロディが幻想的で神々しい曲。
ライヴのオープニングでよく演奏されていた。
「Dejavu」 (IMAGE 収録)
「あなたさえ~あなたまで~」と言うサビのインパクトは随一。
激しさと美しさを持ったLUNA SEAらしい曲。
「SLAVE」 (シングル IN MY DREAM のカップリング)
アップテンポの激しい曲。RYUICHIの狂気の一部を感じる事が出来る。
「Sweetest Coma Again」 (LUNACY 収録)
DJ KRUSHのスクラッチを導入したグルービーで実験的な曲。演奏はどっしりと重い。
「WITH LOVE」 (STYLE 収録)
優しいメロディと、それに反するような歪んだ演奏が特徴的な スローバラード。
レコードのような雑音の中、歪んで割れたような演奏と、優しく歌うヴォーカルが変わっている。
「Be Awake」 (LUNACY 収録)
吹っ切れたように溌剌と歌うヴォーカルと、疾走感の曲。
解放感にあふれていて、聴いていてすっごく気持ちいい。
「Crazy About You」 (LUNACY 収録)
どっしりとした、ロックバラード。伸びやかなギターソロが印象的。
「JESUS」 (EDEN 収録)
暗めの出だしから、一転し明るいサビとなる曲。
疾走する曲中を刻むギター・ベースの音色がカッコええ。
「Providence」 (EDEN 収録)
ワルツと称される、3拍子のアコースティック&バイオリンの音色が美しい曲。
他のロック系のバンドじゃあ出来ないだろう・・・と思える程、聴かせる曲
「BREATHE」 (SHINE 収録)
これまたアコギの音色が美しい爽やかな曲。同じスローな曲でも前曲が”影”で、こっちが”陽”
伸びやかなRYUICHIの声に引き込まれてしまう。
「UP TO YOU」 (SHINE 収録)
ザクザクと刻むリズムが心地いい ミディアムテンポの曲。
”夢を見続けて走り続けた。明日を信じてその手は離さない。”とのRYUICHIの叫びが心に響く。
「PRECIOUS...」 (LUNA SEA 収録曲ではなく、PERIOD 収録の再録Ver)
元曲に比べると ギラギラ感はなくなり、テンポも遅めな為 インパクトは弱くなっているが、
疾走感とメロディアスさがうまくブレンドした曲であるのには変わらない。
「MOON」 (IMAGE 収録)
イントロのギターの音が耳に残る、スローテンポで幻想的な曲。
満月を見上げると、この曲が頭の中流れるね・・・(今日も満月)
「WISH」 (IMAGE 収録曲ではなく、PERIOD 収録の再録Ver)
解放的な曲で、最初から最後まで、サビのような曲。
再録Verでは、ライヴでの演奏を忠実に再現した作りとなっているため、ある意味貴重な音源?
いつもライヴの最後を飾ってきた曲だけに、このCDのラストもこの曲と言うのは納得。
・・・と 自分の思いを だらだらと 書いてしまった・・・
全28曲 150分
今だ、ボクの中では全く色褪せない音楽。
アルバムを全部聴くと、疲れてしまうので、このベストを通して聴くのが ちょうどいいくらい。
本当は全部聴いて欲しいけれど・・・全部で100曲くらいあるからね・・・
全曲、最新リマスタリングされている点で変わったのは、
今までのCDで聴いていた音よりも、音が鮮明になり、パキッとした印象。。
ヴォーカル、それぞれの楽器がより、ひとつひとつの素材として、立っている事。
今まで聴こえなかった音も聞こえる部分があるね。
今回のベストが最後の作品なのか?
今後何らかの動きがあるのか?
全く予想できないけれど、現時点で、ボク的には最強のロックバンド#59130;#59130;
未体験の人、興味のある方は、ゼヒ!!