さて、この『Bastard』はメジャー２枚目。インディーズでも、数枚アルバム出していて、人気のあるバンドらしい。
全体的には、マイナー調の叙情的な曲を中心に、スピーディーな曲、メロディアスな曲が主体。
バンド音以外にも、キーボード、ＳＥ等もあり、全体的に上品にまとまっている感じ。
あくまでも、ヴォーカル主体で、バックの演奏は目立ちすぎず、しっかり曲を支えている。
ヴォーカルが、かなりしっかりしていて、透明感のある声と、微妙にビブラート掛かった裏声がなかなか聴きやすい。
イメージ的には、ラクリマのTAKAをホンのちょっと低くして 落ち着かせた感じかな。（喩えが古い？？）
メロディアス曲主体なんだけれど、２曲ほどラップを取り込んだもの、ただ攻撃的に突っ走る曲がイマイチかな。
アルバム中ほどが少しだれるね。
が、
スピーディーな１曲目、ヘビーな２曲目、ラップと開放的なサビが印象的な３曲目、軽快な４曲目で始まる前半。
スピーディーな１０、１１曲目と、ラストのしっとりとしたバラードで締めくくる後半。
このあたりは かなりいい感じ。
サウンド的には、ヴィジュアル系というより、一歩間違えると、最近のジャニーズ系のロック路線でもありそうな感じ。
・・・ファンの方ごめんなさいm(__)m
それなりに、聞きやすかったって事で・・・
ただ、このメロディアスロック系は、かなりいいと思うよ。
どこかで、大きく化けるかもしれませんね。
付属のDVDのライブ映像や、メンバー写真の中に、1人女装した方がいて、少し引いてしまった・・・
DVDのオフショット映像では、普通のお兄ちゃんばかりだったので、安心したけどね(^^)
最近聴いてきた、当たらしめのバンドの中では、一番かもしれない。
この前の メリー は、あまりに和風過ぎて、色々こだわりがある分、アクが強く、ヴォーカルにも好き嫌いがありそう。
その前の アリス九號. は、メロディアスで洋風なんだけれど、全体的にばらつきがあるような・・
それを思うと、この VIDOLL スピーディー疾走系と、メロディアス路線で、いいかもね。
旧作をチェックしてみようかな。っと。
CD購入。VIDOLL(ヴィドール)『Bastard』
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