皆さんご存知のWANDS(懐かし~)
その WANDS の初期~中期の ボーカル 上杉昇 と ギター 柴崎浩 が作ったユニット
al.ni.co(アルニコ って読む)
これも、先日の中古CD屋さんあさりでの戦利品。
セイレン
- アーティスト: al.ni.co,上杉昇,柴崎浩
- 出版社/メーカー: MCAビクター
- 発売日: 1999/03/03
- メディア: CD
1999年発売の唯一のアルバム『セイレン』
これが、初回プラケース入りで、ワンコインだった。
有名ボーカルの 上杉氏の今は、どんな活動しているか知らないけれど、
ギターの 柴崎氏は、この前購入した、T.M.R 西川君の別バンド、abingdon boys schoolで
野太いギターを聞かせてくれている。
これが、ワンコインなんて、お得かな。と・・・
さて、基礎知識として知っていたのは、それくらい。
さっそくCD聴いたんだけど、
まぁ~驚いた。
ジャンル的に言ってしまえば、オルタナティブ系って言うんだっけ?
グランジって言うのか、ちょこっと前に流行った、シアトル系、Nirvana っぽい感じ。
モダンなヘヴィ系サウンド。
ザクザクと刻むラウドなギター音と、全体的にダイナミックでおおざっぱな演奏。
ボーカルも、がなり声でひずんだ感じで、振り絞るような、吐き捨てるような歌いかた。
印象としては、ザラザラしたノイズな曲が多い。
ところどころで、おっ!!と思える、メロディーだったり、きらびやかなギターソロがあったりするけれど・・・
全体的に、地味かな。
個人的には「晴れた終わり」が、○
WANDSの中期以降、ポップ路線から、ロックよりになっていって、結局目指していたサウンドは、
こういった、骨太ノイズ系ロックだったんだろうね。
まぁ、これはこれで、ありでしょう。
それよりも、今の柴崎氏の abingdon boys school でのギターのほうが数倍カッコ良く聞こえてしまう。
曲がイイからそう感じるのか?
それとも、T.M.R 西川君の明快な突き抜けるようなヴォーカルが心地よいからか?
う~ん。やっぱ、僕が魅力を曲に感じるのは メロディだって事だね。