読書感想の巻。
最近ハマっている作家、五十嵐貴久さん。
『リカ』、『リターン』、『リバース』に代表されるホラー系だけでなく、
警察モノ、青春モノ、アットホームなものと、色々多彩な作家さん。
今回は、パニック系小説『アンサーゲーム』


メインは、結婚式を終えたばかりの夫婦。
結婚式終了の翌朝に目覚めると、二人がいたのは暗いコンテナの中。
ここで現れたピエロが告げるのが、「アンサーゲーム」の説明で、
二人に同じが質問が出され、その答えが一致すれば「正解」、
不一致なら「不正解」となるゲーム。
質問の中身は、結婚した二人の過去に関するものばかり。
問題10問中、7問正解でクリアとなる。

さてどうなるのか?

ありえない状況の中で、心理戦が進められる。
浮気をしたことがあるか?なんて質問もある。

スリリングな展開のお話でした。


さて・・・
同じ状況に、わが夫婦を当てはめた場合、正解できるのか??
と考えさせられた作品でしたね。

アンサーゲーム

  • 作者: 五十嵐 貴久
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2019/05/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

アンサーゲーム

  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2019/05/23
  • メディア: Kindle版