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読書:『むかしむかしあるところに死体がありました。』 [読書]


久しぶりの読書。
新聞紙の下欄に頻繁に紹介されていて、気になっていた本
『むかしむかしあるところに死体がありました。』
むかしむかしあるところに死体がありました。.jpg

皆が知っている「日本の昔ばなし」を素材にしてミステリにしたもの。
『一寸法師』『花咲か爺』『鶴の恩返し』『浦島太郎』『桃太郎』を利用したもの。
この物語から、殺人事件が起こりそれを謎といてくもの。

それぞれの話の事件ととして、
「アリバイ崩し」「密室」「倒叙」が使われる。
短編5編で話はテンポよく進む。

印象としては、「世にも奇妙な物語」といった感じかな。

さっぱり味のストーリーですが、楽しめました。


むかしむかしあるところに、死体がありました。

むかしむかしあるところに、死体がありました。

  • 作者: 青柳 碧人
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2019/04/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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読書感想:東野圭吾『希望の糸』 [読書]


久しぶりの読書。
今回は売れっ子作家 東野圭吾さん。
読んだのは比較的新作。
2019年発売の『希望の糸』
東野圭吾『希望の糸』.jpg

本作は、加賀恭一郎シリーズ。
ではあるが、加賀恭一郎氏はメインではなく、従弟の松宮脩平がメイン。
東野作品は人間模様を描くものが多いが、
加賀シリーズは、特に家族の絆を扱うものがメイン。
殺人事件を軸に話が進むものであるが、事件の犯人捜しよりも、
その裏に秘められた、人間模様が熱い。

本作は、3つの家族が登場。

プロローグで出て来る家族は、小学生の息子娘を地震で亡くし、再生のためのもう一度子供を産むよう決める。
もう一個の家族は、料亭旅館であり、女将の父親の死期を迎え、残した遺言状に秘密があった。
もう一個も家族は、カフェのオーナーの女性であり、彼女が殺される。

この殺人事件の捜査を進める中で、もう一個の家族が絡むもの。

犯人探しではなく、背後の人間ドラマが泣ける。
いかにも東野作品って感じ。

これは完全にドラマ化できるな。って思える作品。

希望の糸

希望の糸

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/07/05
  • メディア: ペーパーバック

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雑誌 [読書]


久しぶりに、雑誌を定期購読。
ネットで好きな記事を拾い読みするのが気楽で良いけど、
どうしても偏るからね。
オンラインで雑誌読み放題のプランもあるけど、
好きなものを手に取る感じで、どこまで見るのか?

以前から気になっていた、「日経コンピュータ」を仕事の一環で購入。
日経コンピュータ.jpg

便利なのは、勝手に届けられるので、時間がある時に見えること
不便なのは、手元にないと読めない事。やはり常に手元にある携帯で見える方が便利かとは思うが、それだと画面小さくって、タブレットが必要なのね。

ってことは、常にタブレットを手元にあるほうが便利なんじゃないか?

って思わなくもないが・・・

物が増えるのが、難点だが、ちょっと様子見。
 

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読書:愉しい非電化 [読書]


「エコライフ&スローライフを実現する
 愉しい非電化」
なる本を読了。
愉しい非電化.jpg

エコライフを実現するためのモノとして、
電気を使わない電化製品の紹介。

非電化冷蔵庫、非電化除湿器、非電化消臭器、非電化湿度計、非電化掃除機、非電化洗濯機

といった独自の製品、
これに加えて、

ロウソク、薪ストーブ、機械式時計、手巻きラジオ

といった、既存の品。

電気を使わない製品で、ちょっぴり不便だけど、エコって事。

http://www.hidenka.net/hidenkaseihin/index.htm

こちらのサイトで、紹介してます。

以前に、SUGIZOも紹介してくれていました。
この中で欲しいのは、「非電化除湿器」かな。





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読書感想:五十嵐貴久『アンサーゲーム』 [読書]


読書感想の巻。
最近ハマっている作家、五十嵐貴久さん。
『リカ』、『リターン』、『リバース』に代表されるホラー系だけでなく、
警察モノ、青春モノ、アットホームなものと、色々多彩な作家さん。
今回は、パニック系小説『アンサーゲーム』
アンサーゲーム.jpg

メインは、結婚式を終えたばかりの夫婦。
結婚式終了の翌朝に目覚めると、二人がいたのは暗いコンテナの中。
ここで現れたピエロが告げるのが、「アンサーゲーム」の説明で、
二人に同じが質問が出され、その答えが一致すれば「正解」、
不一致なら「不正解」となるゲーム。
質問の中身は、結婚した二人の過去に関するものばかり。
問題10問中、7問正解でクリアとなる。

さてどうなるのか?

ありえない状況の中で、心理戦が進められる。
浮気をしたことがあるか?なんて質問もある。

スリリングな展開のお話でした。


さて・・・
同じ状況に、わが夫婦を当てはめた場合、正解できるのか??
と考えさせられた作品でしたね。

アンサーゲーム

アンサーゲーム

  • 作者: 五十嵐 貴久
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2019/05/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
アンサーゲーム

アンサーゲーム

  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2019/05/23
  • メディア: Kindle版

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