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CD購入:Plastic Tree『白盤』 [音楽 -V系-]

CD買ったので感想の回。
今回は邦楽ロック。
ジャンルは、いわゆるヴィジュアル系ね。
4人組浮遊系ロックバンド Plastic Tree(プラスティック トゥリー)
入手したのは、2005年発売のベストアルバム『白盤』
Plastic Tree『白盤』.jpg(UMCE-8107)
このPlastic Tree であるが、とにかくベストアルバムが多い。
現時点で、オリジナルアルバムが15枚であり、それに対して、ベストが10枚。
このバンドは、何度も事務所やら、レコード会社が変わっていて、
それに対して、大人の事情でベストとか、B面集とか、CDが濫発されている。
あとメンバーチェンジのタイミングもあるかな。
とはいえ、ベストが多すぎるのは・・・商売が見え隠れするね。
今回の『白盤』は、
2002年発売の4thアルバム『トロイメライ』
2003年発売の5thアルバム『シロクロニクル』
2004年発売の6thアルバム『cell.』
までのモノからのセレクト。
結成時の
 有村竜太朗:Vo
 長谷川正:Ba
 ナカヤマアキラ:Gt
 TAKASHI:Dr から、ササブチヒロシ にドラムが変わったからのモノで、第2期と呼ばれる時代。

『白盤』と『黒盤』が同時発売されており、
『白盤』は静、『黒盤』が動 なのかな。

これまでにも数枚聴いたことがあるが、
ボーカル有村竜太朗 の 儚げで擦れていて消え入りそうな独特の声。
ここに、湿ったサウンドが乗っかるサウンドが、なんとも独特で癖になるんだよね。

で今回は、『白盤』である。
「静」の曲のチョイスかと思ったが、しっとりスローの曲ばかりでもなく、緩急はある。
ボーカルがとにかく独特。やる気あるのか?と思うくらい、儚いけで張り上げることもない。
あ、時々曲のサビで、張り上げるときはあるね・・・
バックの演奏は、ギターのクリーントーンの響きとか、冷たく淡々と進むものとか、どことなくLUNA SEA の INORANの作る世界を思わすもの。

不思議な世界観。
この力の抜けた感じが、心地よいし、聞いてて飽きないんだよね。
曲のメロディーはあまり耳には残らないが・・・
曲の雰囲気が頭に残るという不思議な感じが体験できるよ。

BestAlbum 白盤

BestAlbum 白盤

  • アーティスト: Plastic Tree
  • 出版社/メーカー: Sickroom Record
  • 発売日: 2005/10/26
  • メディア: CD
BestAlbum 黒盤

BestAlbum 黒盤

  • アーティスト: Plastic Tree
  • 出版社/メーカー: Sickroom Record
  • 発売日: 2005/10/26
  • メディア: CD
【個人的評価(好みによる加減含む)】
  ★★★☆☆ 佳作(3/5)



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