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CD購入:-真天地開闢集団-ジグザグ『慈愚挫愚 壱 -大殺界-』 [音楽 -V系-]


CD買ったので感想の回。
今回は、ビジュアル系。
-真天地開闢集団-ジグザグ(しんてんちかいびゃくしゅうだん じぐざぐ) ってバンドね。
今話題のバンドらしい。
ボクは、2年程前かな有吉反省会に出演していた様子をちょっと見たときに印象に残っていたもの。
Vo+Gt:命 -mikoto-、
Ba:龍矢 -ryuya-、
Dr:影丸 -kagemaru- の3人編成。
以前は、Vo、Gt、Ba、Drの4人編成であったようだが、ベースが脱退し、それに伴いギターであった龍矢がベースに転向し、ボーカル命がギターも兼ねることとなったようで、なんて器用なのか?と思うくらい。
入手したのは、メジャー1stアルバムとなるのか?Officialでは、「第一完全音源集」と記されているもの。
2019年発売『慈愚挫愚 壱 -大殺界-』
-真天地開闢集団-ジグザグ『慈愚挫愚 壱 -大殺界-』.jpg(CCR-040)

いやぁ~なんか凄い・・・ってのが最初に通して聴いた感想。

透き通った声と、コミカル、デス声と使い分けるボーカル。
ザクザクと正確なバッキングのギター、どっしりしたリズム。
1曲目は「さくら」の曲を取り込んだ重めのSE
2曲目は、サビから始まる哀愁疾走メタル。ボーカルは優しく歌う。1曲目のSEに続き和楽器も良く聞こえる。
3曲目は、軽快なロックで、サビは明るいが、バタバタと忙しい曲
4曲目は、ボーカルがちょっと冷たく響く、哀愁+ダンサブルな曲
5曲目は、インダストリアル的リズム+笛・琴の和楽器で不思議な雰囲気
6曲目は、歌詞も、鳴っている楽器も含めて中華風。「ニイハオワンタンメン」と繰り返すおふざけ曲
7曲目は、「ええじゃないか」と叫ぶお祭りダンスチューン。ギターとベースのザクザク低音が気持ち良く響く。
8曲目は、重めのリズムで、パキッと明確となるサビとなる疾走曲
9曲目は、三味線の音が良いアクセントだが、サビが何となくゴールデンボンバーの「女々しくて」風
10曲目は、イントロのギターから、スコンと抜けるスネア音と、どこかのV系バンド的な疾走メロウ曲。
11曲目は、「ゴミはゴミ箱へ」と伝える、ラップ+ロック曲。Coldplayのメロにも聞こえるが、歌詞が耳に入ってくるメッセージソング
12曲目は、GReeeeNの「キセキ」に似たAメロで、サビは「顔が無理」というもの。ボーカルがGACKTに聞こえる直球パンク
13曲目は、ピアノ主旋律のドラマティックで切ないバラード。

と、多種多様な曲の集まり。
V系特有の哀愁メロウの曲もあるが、それ以外に、軽快ポップス、パンク、ラップ、メタルなどなど。
ボーカルの透明感のためか、演奏がしっかりしているためなのか、普段は気にしない歌詞が結構耳に入ってくる。
全体を、琴、三味線、尺八のような和風の旋律が彩っているので和んでしまう。

ごちゃまぜ要素で、振れ幅が大きいので、これが個性となるのか・・・哀愁疾走系に絞ってくれてもいいが、そうするとつまらないのかもね。。

このバンド結構イイね。


慈愚挫愚 壱 ~大殺界~(通常盤)

慈愚挫愚 壱 ~大殺界~(通常盤)

  • アーティスト: -真天地開闢集団-ジグザグ
  • 出版社/メーカー: CRIMZON
  • 発売日: 2019/06/16
  • メディア: CD
Amazonで評価している人が、200人以上いる・・・有名なのねと今更実感。。

【個人的評価(好みによる加減含む)】
  ★★★★☆ 秀作(4/5)

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