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CD購入:T&N『SLAVE TO THE EMPIRE』 [音楽 -洋楽-]


CD買ったので感想の会。
今回は洋楽ハード。
バンド名は T&N
アメリカのバンド。
ギターが、George Lynch(ジョージ リンチ)
ベースが、Jeff Pilson(ジェフ ピルソン)
ドラムが、Mick Brown(ミック ブラウン)
が中心となったもの。
2013年のデビュー作『SLAVE TO THE EMPIRE』
T&N『SLAVE TO THE EMPIRE』.jpg(IEZP-37)

バンド名の T&N は、TOOTH AND NAIL の略。
DOKKEN からボーカルのDon Dokken を抜きにした形のもの。
アルバムは、新曲7曲と、DOKKEN時代のカバーが5曲。

新曲の方は、ドラムが、Mick Brownではなく、Brian Tichy(ブライアン・ティッシー)で、
ボーカルは、Jeff Pilsonが兼務。
アルバム1曲目の「Slave To The Empire」
往年のGeorge Lynch復活というべく、ザクザクでキレッキレ。
哀愁を含んだ疾走曲であり、この調子で最後まで進むと凄いんじゃないかと、めちゃくちゃ期待。

であるが・・・それ以降の新曲は尻すぼみで、ダークでヘヴィーリフが多いのね。
ラスト曲が、もう一度疾走曲で良いけどね。
ブライアンのドラムも力強くって好印象。

DOKKEN時代のカバー曲は、上記のメンバーに加えて、ゲストボーカルを迎えたもの。
「Tooth and Nail」Vo:Doug Pinnick(Kings X)
「It’s Not Love」Vo:Robert Mason(Lynch Mob、Warrant)
「Into The Fire」
「Alone Again」Vo:Sebastian Bach(Skid Row)
「Kiss of Death」Vo:Tim “Ripper” Owens(ex Judas Priest)
といった所で、青春時代に良く聴いた曲が復活している。
ギターも、往年のフレーズが蘇る感じ。
この中では、セバスチャン バックの「Alone Again」が情感篭っていてダントツの出来。
リッパー節全開の「Kiss of Death」は、笑うしかない。
ドコドコのドラムは、今までの印象と変わらないが、原曲をチョコアレンジしてある程度で悪くはない。

全体的には、ジョージのギターが心地よい。
オリジナル曲が1曲目「Slave To The Empire」のテイストを持っていてくれればイイのにな。
どこかでダークでモダンなテイストが入ってしまうのが今の音なのか??

カバーを聞くなら、オリジナルDOKKENを聴けば良いので、
やはり聴きたいのは、DOKKENテイストの新曲なんだよな。

スレイヴ・トゥ・エンパイアー(初回限定盤)(DVD付)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WHDエンタテインメント
  • 発売日: 2013/02/27
  • メディア: CD



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