CD購入:東京事変『大人』 [音楽 -邦楽-]
CD買ったので感想の会。
今回は邦楽ロック。
女性シンガーソングライターの椎名林檎
彼女を中心に2003年に結成された5人組のロックバンド 東京事変(Tokyo Incidents)
入手したのは、2006年発売の2枚目のアルバム『大人(ADULT)』
(TOCT-25884)
椎名林檎の組んだバンドと云うイメージだったが、バックバンドの意図が予想以上に多彩。
ピロピロとつま弾かれるギター音、
ブリブリと存在感のあるベース、
クラシカルなキーボードと、曲によって楽器隊が非常に目立つ。
曲は、アルバムタイトルとおりに、アダルトな雰囲気である。
気だるげで退廃的なロック曲が多く、その中に、
ジャズっぽいものや、彼女独特の歌謡曲、ボサノバピアノ曲に、黒人テイストのファンクの色もある。
音質は、パキッとしてて、とにかく良い。ここにはこだわりを感じたな。
バンドサウンドをバックに、曲によって、声色と歌い方を変える変幻のボーカル。
彼女の気だるげな歌声って、独特ね。
なかなか癖になるバンドサウンドだと感じた。