読書感想@五十嵐貴久『リミット』 [読書]
読書感想。
今回は、五十嵐貴久さんの『リミット』
前回の『リカ』に衝撃を受け、次作『リターン』に行かずに、別作の『リミット』
本作は舞台がラジオ局。
メインは、ラジオ番組のディレクターと、番組のパーソナリティ。
人気ラジオ番組のDJってか、パーソナリティは、「天才」と呼ばれる人気お笑い芸人。
この番組に「番組を聞いたら自殺する。」って自殺予告のメールが届く。
ディレクターは、放送で自殺の止めるよう呼びかけようと試みる。
いたずらの可能性もあるため、その場合の局の責任になると、幹部は反対する。
そんな中で、目に見えない相手に向かって、自殺を食い止めようと熱い戦いは始まる。
お笑い芸人のDJが、ダウンタウンの松本人志に重なったな。
ダラダラした感じで次はどうなる・・・って気になってページは進む。
が、全体的に地味な作品。
ラジオ人の仕事人としての姿は熱かった。