CD購入:STEVE VAI『FLEX-ABLE』 [音楽 -洋楽-]
CD買ったので感想の会。
今回は、洋楽ハードロック系。
変態ギタリストの異名を持つ、Steve Vai(スティーヴ・ヴァイ)
バークリー音楽大学出身で、
Frank Zappa(フランク・ザッパ)バンド、
Alcatrazz(アルカトラス)、
David Lee Roth(デイヴィッド・リー・ロス)バンド、
WHITESNAKE(ホワイトスネイク)と渡り歩いた名手。
バンドと並行してソロ作品も発売してて、現在はソロ。
入手したのは、彼の1984年発売のデビューソロ作『FLEX-ABLE』
(UR777-2)
雑音から始まり、人の声とも、ギターの音とも、カエルの鳴き声ともつかないワチャワチャした音の塊が飛び込んでくるところが、変てこワールドの入り口。
変拍子、ぶつ切れの音、そもそもギター鳴っている?突然飛び込んでくる人の声、1984年の作品であるのに新鮮な音。
2曲目はポップであるながらもヘヴィーな曲。こちらはキチンとギターが鳴っているので安心。
3曲目はゆったり目。とはいっても、リズムが変で、動いたり止まったり・・・間を楽しむのか?
4曲目も不思議な雰囲気で、異国情緒の音。ここで突然、師匠である Joe Satriani(ジョー・サトリアーニ)風の流麗なメロディーが聴けて、おおお~と心躍る。
で、この後も、変拍子の連続で、想像すらできない曲展開のものばかり。
ギターの音の可能性を広げたと言えるもので、本作品の音のどこまでがギターなのかはよく分からないのである。
気を抜いていると、突然泣きのメロだったり、流麗な調べが流れてくる。
とにかく予想できない曲展開と、ギター音。
後半では、しゃべるギター音も登場してくる。
ギターの音以外にも、いろいろな音が混じっているのであるが、
全編VAIワールド炸裂の独壇場と言った感じなのね。
最後まで聞くとなんか笑っちゃっているボクがいます。
面白い作品ですわ。
コメント 0