読書感想@五十嵐貴久『セカンドステージ』 [読書]
読書の会。
最近ハマっている作家、五十嵐貴久さん。
『リカ』、『リターン』、『リバース』の3連続ホラーだけでなく、警察系の話もある。
が、今回は全く異ジャンル。
アットホームな作品『セカンドステージ』
主人公は主婦の杏子。
二人の子持ちで、旦那は仕事に専念してて、家庭を奥さんに任せっきりで無理解。
この杏子が、旦那に内緒で会社を起業。
会社の内容は、子育てに疲れているママ向けにマッサージと家事をするという新ビジネス。
従業員は、時間に余裕のあるお年寄り。
各家のお手伝いに行きながら、各家の事情に老人が突っ込んでいく感じ。。
それぞれの家では、夫の無理解、姑との確執、アルコール依存などの悩み。
ここに傍若無人に首を突っ込んでいく老人。
さらには、杏子の家では、夫の浮気、息子の不登校、娘のケガなどの問題も勃発。
コメディータッチでありながらも、現在の社会問題も取り扱いながら
杏子の葛藤と、老人たちの自由奔放でありながら問題解決と、ラブコメが収められている。
内容に深みはないが、単純に楽しめました。
なんか、日曜21時のドラマに使えそうなネタ。
心温まるエピソードもあって、イイ感じでした。
五十嵐貴久さんの懐の深さを感じたもの。
なんか、日曜21時のドラマに使えそうなネタ。
心温まるエピソードもあって、イイ感じでした。
五十嵐貴久さんの懐の深さを感じたもの。
コメント
コメント 0