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CD購入@BUCK-TICK『夢見る宇宙』 [音楽 -BUCK-TICK-]

と言うわけで、BUCK-TICKにおける前日記事からの引き続きです。

2012年9月に発売された、彼らの18枚目のアルバム『夢見る宇宙』を購入。
BUCK-TICK_夢見る.jpg(TKCA-73811)

初回限定盤はDVD付きで、厚紙ケース仕様。
広げるとこんな感じ。
BUCK-TICK_夢見る1.jpg

ぼやけてしまっていますが、ジャケットの絵画は、クリムトのもの。
クリムトって画家は知っているが、この絵は有名なのかな?

夢見る宇宙(初回限定盤)(DVD付)

夢見る宇宙(初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2012/09/19
  • メディア: CD

夢見る宇宙

夢見る宇宙

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2012/09/19
  • メディア: CD



BUCK-TICKは、ボクが新品を買う数少ないバンドのうちの一つ。
前作『RAZZLE DAZZLE』が、2010年10月発売なので、約2年ぶりの作品。
本作は全11曲で、47分とコンパクト。

では、お気に入りのアーティストしかしない全曲レビューです。

1.「エリーゼのために −ROCK for Elise−」
 デジタルビートではじまる、ギターリフが癖になる曲。
 バンドサウンドと、デジタルビートが絡みつく感じで、開放的なサビがカッコよい。
 BUCK-TICK流のダンスロック。
2.「CLIMAX TOGETHER」
 この曲って、かなり以前のライブだか、ビデオのタイトルじゃないかしら?
 イントロ、ギターソロと、ノリノリでパンキッシュな線の細いギター音が印象的。
 グラムロックをパンク風に味付けした感じで、ライブではかなり盛り上がりそうな曲だね。
3.「LADY SKELETON」
 シャッフル調のリズムで心地よいノリ。
 相変わらず艶っぽい櫻井氏のボーカルが曲を妖しくしている。
4.「人魚 −mermaid−」
 妙に明るく、雰囲気は完全に夏。
 今井変態曲かと思ったら、なんと作曲は星野氏。云われてみれば独特の浮遊感も感じるかな。
5.「夢路」
 優しさ、儚さ、切なさをもった、綺麗なバラード。
 星野氏の王道のしっとり系で、アコギと流れるようなベース、これに美しいメロディが絡む秀曲
6.「ONLY YOU −WE ARE NOT ALONE−」
 シンプルな直球ロック。
 縦のりリズムが心地よいが、ホーンが目立ちすぎていて、ギターが目立たないのが残念。
 ここでも、線の細い甲高いギターソロ。
 ライブでは盛り上がりそうな感じの、爽やかな疾走感。
7.「禁じられた遊び −ADULT CHILDREN−」
 イントロの優しげなギターが印象的で、どことなく寂しさも感じる曲。
 明るいような暗いような・・・なんとも不思議な雰囲気のバラード。かなり好き。
8.「夜想」
 シャッフルのリズムの中の切れの良いカッティングギター。雰囲気はジャズ風のロック。
 どことなく、一昔前の歌謡曲っぽさも感じる。沢田研二あたりのイメージに近い。
 ”ダッデュビ ダッダッデュビ ダー”ってフレーズは、前作からの踏襲か?
9.「INTER RAPTOR」
 アルバム中、最もBUCK-TICKらしい曲で、疾走+ダークネス+メロディアス と王道路線。
 とにかくカッコエエ。「夢魔」に似ていなくもないが・・・
10.「MISS TAKE −I'm not miss take−」
 これも、BUCK-TICKらしい妖しさを持った空間的広がりの曲。
 櫻井氏の熱い歌声も良く、循環コードのギターも曲を盛り上げる。イイね。
 ここでも、線の細い甲高いギターソロ。今井氏の流行りの音なのかな?
11.「夢見る宇宙 −cosmix−」
 本編ラスト曲は、 壮大でロマンチック。
 タイトルとおり、宇宙を感じる曲で、フワフワと星空を浮いている感じ。
 ラストには持ってこい。優しさに包まれて終わります。

と、あっという間の11曲。
前作はディスコ調がメインだったのだが、今回はメロディー重視のポップロック・・・グラムロックかな。

まだまだ引き出しがある。
・・・と言い方が正しいのか?
アルバムごとに、音を変えながら進化し続けるバンド。またも病みつき。

やっぱ癖になるんだよね。このサウンド。。

ちょっと前にも記したけれど、ボクの好きなバンドをプリンターで例えるなら
LUNA SEAは、とにかく鮮明に細かく印字することを目指しているモノクロ高速レーザープリンター。
BUCK-TICKは、スキャナーも、コピーも出来る多機能プリンター。
あと、ラルクは、インクジェットのカラープリンターかな。
そんでもって、X JAPANは、いつもメンテばかりしている、一昔前のレーザープリンター。

ま、ファンによって捕らえ方違うかも知れませんがね。。

とにかく、BUCK-TICK。
このアルバムかなり好きですぞ。。
最近ヘビロテ。

では、PVをどうぞ。。

「エリーゼのために」 シングルver


「MISS TAKE ~僕はミス・テイク~」 これもシングルver でアルバムとはアレンジ違い


ね。この2曲だけでも、アルバム聴きたくなるでしょ。。

初回限定盤に付いているDVDは、PVを1曲と野音ライヴ映像5曲入りで、動くメンバーが楽しめます。
ゼヒ!!

さぁ、明日は米子BiG SHiPで、スタンディングライブだぞ!!
むふふ(*^_^*)


タグ:BUCK-TICK
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コメント 4

緑茶

クオリティを落とすことなくこんなに長く第一線に居続けるバンドもなかなか無いですよね。
定期的にご新規さんもいるようですし。
by 緑茶 (2013-02-22 11:14) 

青苺シル子

いよいよですね^^
by 青苺シル子 (2013-02-22 22:50) 

まちびとん

@ 緑茶 さま
作品のたびに、色々な面を見せてくれるバンドですね。
独特の路線ですね。
と言うボクも、どっぷり嵌ったのはここ5年なんですけどね・・・
by まちびとん (2013-02-26 00:16) 

まちびとん

@ 青苺シル子 さま
ありがとうございます。
翌日感想に述べたとおり充実したライヴでした。めっちゃ良かったです。
まだ、首肩腰に疲労があるんですが、それすら余韻だと思って、思い返しています。
by まちびとん (2013-02-26 00:19) 

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