SSブログ

BUCK-TICK 25TH Anniversary FEST 2012 "ON PARADE"@WOWOW [音楽 -BUCK-TICK-]

昨年の9月22日、23日と BUCK-TICKのメジャーデビュー25周年を記念して大規模な野外フェスが開催された。
BUCK-TICKをはじめ、彼らに影響を受けた12組が参加したこのライブの様子をWOWOWで、ダイジェスト版として放送された。
ダイジェスト版と言っても、5時間の超ロング。
休日のんびり見てました。

番組をざっと紹介。メモを取りながらのちょこっと感想も記しますね。

b-t25.jpg

まず、1日目。

最初に登場したのは、MERRY(メリー)
CD何枚か持っていて、以前にここでも紹介したV系バンド
放送されたのは、BUCK-TICKのカバーで「悪の華」と、オリジナル1曲
「悪の華」はオリジナルに独自アレンジを加えたもので・・・ま、こんなものかな。
オリジナルのほうが、生き生きと演奏してた。

次に登場したのは、MUCC(ムック)
こちらも、CDを数枚持ってるが、独特のダークな世界観を持ったバンド。
BUCK-TICKの「JUPITER」と、オリジナル1曲
「JUPITER」はオリジナルの世界観を崩さず、MUCCテイストも加わって好印象。
オリジナル曲は、明るめでつまらなかったな。。

お次は、cali ≠ gari(カリガリ)
名前は聞いたことあったが、音は初めて。
パンクっぽいメタル。
オリジナル1曲の後に、BUCK-TICKの「MISTY ZONE」を演り、ここで今井寿氏が参加。
「LOVE ME」も演奏し、結構盛り上がっていたが、勢い重視で、演奏はかなり雑だったな。

次は、DAIGO率いるBREAKERZ
「JUST ONE MORE KISS」のカバーと、オリジナル1曲。
デジタルロックっぽくアレンジされた「JUST ONE MORE KISS」に、甘くって薄く迫力のないDAIGOのボーカルは、ちょっと辛い。。
右頬に、今井氏の真似で、 "B-Z" と書いてあったのは、努力賞でした。
(B'zみたいと本人も言っていたけど・・・)

次は、ラルクのドラマーyukihiroがボーカルを務める acid android(アシッド・アンドロイド)
オリジナル曲1曲の放送であったが、無機質ロックに、やる気の無げなカメレオンボーカル。
ラルクとの落差が激しくって、唖然。。
(ファンの皆さんごめんなさい。僕には最後まで聞くことが耐えられなかった。。)

次は、THE LOWBROWS
全く聞いた事のないバンドであったが、見てみれば、バンドではなく、DJユニットみたいな存在。
ここでも、今井寿氏が参加し、「スピード」のカバー。
カバーと言うか、メンバー2人がターンテーブルで遊んでて、今井ちゃんが適当にギター弾いているっていう、ラフなもの。
これも、早送りでスルー 
(ファンの皆さんごめんなさい)

オープニングでは、明るかったステージも、真っ暗になっていて、最後のBUCK-TICK登場。
やはり、演奏は安定しているし、音の厚みも違う。
ドラムの音がなんとなく、弱弱しく、無機質に感じたけど・・・

演奏したのは、
「疾風のブレードランナー」
「エリーゼのために」
「羽虫のように」
「GALAXY」
「Alice in Wonder Underground」
「極東より愛を込めて」
「LOVE ME」
「ICONOCLASM」
 とアップテンポで、わかりやすい曲ばかり。比較的新しいものが多いかな。
メンバーがとにかく楽しそうに演奏していたのが印象的だった。

櫻井敦司氏が、黒魔術師
今井寿氏は、風来坊
星野英彦氏は、執事
樋口豊氏は、おちゃめな子ども
ヤガミトール氏は、一家の主 といった雰囲気で、ひとつの家に住んでる住人のイメージだった。


そして、2日目は雨。
みんなカッパ着ていて寒そう。

トップは、氣志團
BUCK-TICKの「MACHINE」と、オリジナル曲1曲が放送された。
が・・・ボーカルの歌が下手すぎ。。(ファンの皆さんごめんなさい) 
勢いと、イメージで売っているグループ。

お次は、POLYSICS(ポリシックス)
全く知らないバンドだったが、メンバーみんなが眼の部分に目隠しのため?銀色の長方形で作られた紙のようなサングラスもどきで、眼を覆っていた。
ピコピコ電子音にギターノイズが乗っかるサウンドで、オリジナル曲は、客の皆がノリノリだった。
有名なのかしら?
2曲目は、今井+樋口が参加して、「Sid Vicious ON THE BEACH」
この2人も、メンバーと同じ服を着て、銀紙サングラスも装備していて、やる気満々。
が、まとまりのない雑な感じで、風貌もあわせて、コミックバンド風だった。

その次は N'夙川BOYS(ンしゅくがわボーイズ って読むらしい)
これも、お初。
ギター2人、ドラムは女性の3人編成で、歌は、その女性とギターの一人が担当。
オリジナル曲は、スピーディーなロックで、2人のボーカルが異なるメロディを同時に歌っているのだが、妙にマッチしていて、不思議な感じ。
BUCK-TICKの「EMPTY GIRL」のカバーでは、曲の途中で、パートチェンジをしながらの演奏でこれまた変わった感じだった。
が、印象に残ったぞ。。

次は、Pay money To my Pain
今井氏が参加して「love letter」
モダンへヴィネスのサウンドで、別物になっていたが、カッコよかった。
次のオリジナル曲も疾走感と破壊力を持った曲。
ボーカルの濁声が、チト辛いが、曲はカッコいい。
LUNA SEAのライヴ前のSEで流れていそうな感じ。

次は、AA= (読み方不明)
オリジナル曲1曲のみで、パンクをメタル風に味付けした感じ。
これも、吐き捨てヴォーカルで、聞く気が失せる。(ファンのかたm(__)m)

そして、D'ERLANGER(デランジェ)
数年前に再結成されたバンドで、当初はBUCK-TICKと同じくらいのデビューでは?
昔のアルバムは結構聴いた。
で、今回は、オリジナルメンバーに加えて、DIR EN GREY のDie と SOPHIAの都がサポート参加。Dieにいたっては、CIPHER(滝川氏)よりも動いて目立っていたような・・・
オリジナルの「LA VIE EN ROSE」は、どっしりとした安定感のある演奏。
BUCK-TICKの「ICONOCLASM」は、ダークでおどろおどろしい雰囲気にアレンジしててカッコよかった。

で、雨もやまぬ中、真っ暗になったステージに、トリのBUCK-TICK

演奏されたのは、
「独壇場Beauty」
「Memento mori」
「Jonathan Jet-Coaster」
「Django!!! -眩惑のジャンゴ-」
「MISS TAKE ~僕はミス・テイク~」
「CLIMAX TOGETHER」
「MY EYES & YOUR EYES」
「DIABOLO」
「夢見る宇宙」

1日目と比べると、ノリの良い、ダンサブルな曲が多くなったかな。
ラストの3曲できちっと締めくくった印象。

BUCK-TICK 以外の出演バンドの中では、
不思議な構成で印象的だった、N'夙川BOYS
洋楽メタル風でカッコよかった、 Pay money To my Pain
貫禄と安定の D'ERLANGER
くらいかな。。

上記のバンドと比べても、やっぱ、BUCK-TICKの存在感・安定感は格が違うね。
いやぁ~カッコよいね。
ジャンル的には、ダンスっぽかったり、沖縄民謡あったり、ゴシックであったり、ノリノリロックと、ごちゃ混ぜのサウンドなんだけれど、これがBUCK-TICKってフィルターを通すことで、ひとつのバンドサウンドを形成しているんだよね。

LUNA SEA の構築美とは全く違い、BUCK-TICKは、合成美だとボクは思っている。
モノクロ専用の高速プリンターと、スキャニング、コピーも出来るカラー多機能プリンターの違いかな。

さぁ、2週間後は、BUCK-TICKを生で見ることが出来るぞ~
初ライブに向けて、BUCK-TICKモードに切り替えなくっちゃね。。


タグ:BUCK-TICK
nice!(19)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 19

コメント 4

青苺シル子

BUCK−TICK初体験がライブハウスなんて、贅沢ですよ〜〜♪
もうすぐチケットが届くはずですから、楽しんでくださいね^^v
by 青苺シル子 (2013-02-13 22:01) 

緑茶

活動を長く継続しながらも変化し続けている非常に稀有なバンドだと思います。
by 緑茶 (2013-02-14 01:05) 

まちびとん

@ 青苺シル子 さま
受け取りました~ありがとうございます。
そして、あの整理番号には・・・驚きました。
米子がスタンディング形式でどれだけのキャパがあるのかは判りませんが、初体験思う存分楽しんで来ようと思います。
色々ありがとうございましたm(__)m
by まちびとん (2013-02-16 10:50) 

まちびとん

@ 緑茶 さま
確かにそうですね。
常に、変化と言うか、進化しながら、最新の音楽をも取り込んでいる気がします。それでいて核の部分は変わっていないのかなとも?
これからも頑張って欲しいですね。
by まちびとん (2013-02-16 10:51) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0